「うちの子は数学・算数の文章問題が解けなくて.....」とお嘆きのご父兄へ 〜まずは計算問題を確実に〜 その3 2016/08/25

(前回の続きです)

小学1年生の授業にしてそうですから、学年が進めば進むほど、抽象的な事柄を理解する力を必要とします。

この力がなければ、授業についていくことが難しくなってきます。

例えば、次のような文章をご一読ください。

 

(問題)

B君とD君が会話をしています。

 

「おーい、B君! 体育の徒競走、やっと君に勝てたよ。」

「ああ、負けちゃったね。でもタイムはA君には負けたけど、C君には勝てたよ」

「へえ、C君に勝てたんだ。じゃあ、ずいぶんがんばったね。」

「うん、何とかね。ところでA君とはどっちが速かったの?」

「A君はぼくに追いつけなかったよ」

 

(問い)

徒競走の早かった順にA,B,C,Dを並べなさい

 

以上は、小学生の生徒さんの国語力調査のために、今春わたしが作った問題の一部です。

この問題文で使われている言葉は、小学生であれば、知らない単語はないはずです。

しかし、ここから着順を割り出すという作業は、これをお読みのご父兄も、メモを取ったり、相関図を書くのでなければ、正確に回答するのは難しいはずです。

ここで申し上げている「読解力」というのは、上記のような文を読んで、それを論理的に考え、理解するというものです。

ちなみに答えはD→A→B→Cの順です。

(次回に続きます)

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