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先日発表された、公立高校入試の第2回予備調査および前期選抜の数字には、よく数字を読むといろんなことが見えてきます。
「内申点は男子に比べて女子が高い」というのはよく言われています。
そしてこれは実際に指導をしていても常に感じていることです。
前期選抜の場合は、ほとんどの学校で出願できる内申点の最低ラインが発表されています。
そのためにそこに達していない人はスタートラインに立てません。
当然、内申点の高い人は有利です。
では、「内申点は男子に比べて女子が高い」というのは、どれほどなのか、過日発表された数字から見てみます。
(中部南地区合計)
出願者総数 男 2,298 女 2,143
前期出願者 男 924 女 1,102
(中部北地区合計)
出願者総数 男 2,893 女 3,051
前期出願者 男 1,086 女 1,617
「中部南地区」というのは、仙台駅以南〜亘理郡までで、昔の「仙台南学区」です。
「中部北地区」というのは、仙台駅以北〜黒川郡までで、昔の「仙台北学区」です。
このようにしてみると、前期選抜に女子の割合が高いということがよく分かります。
中部南地区では、北地区に比べると、男女の差が小さいことが分かります。
これは仙台一高に内申点による出願制限がないことも影響していると考えられます。
仙台一高の出願状況を、仙台二高と比較すると以下のようになります。
(仙台一高)
出願者総数 男 318 女 214
前期出願者 男 252 女 172
(仙台二高)
出願者総数 男 255 女 181
前期出願者 男 137 女 137
両校とも、もとは男子校でしたので、そうした流れを受けて、共学後も男子の数が多くなっています。
一高の場合、内申点によるしばりがないので、上記のような男女比になっています。
二高の場合、内申点平均4.8以上という制限があるので、男女が同数になっています。
「内申点は男子に比べて女子が高い」というのが、この数字からだけでもよく分かります。
(次回に続きます)
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