公立高校入試 〜記述式問題の採点基準はどうなっているのか 神奈川県の試みから〜 その2 2017/03/10

(前回の続きです)

神奈川の受験関係者によると、記述式の採点基準の分析結果は以下のようなものでした。

1.高校によって採点基準がマチマチ

2.「難関校=基準厳しい、難易度の低い高校=基準が緩い」というわけではない。

3.高校によっては、細部までしっかり記述をしないと点がもらえておらず、予想以上に「基準」がきつい

わたしが考えるに、宮城県でも同じことが起きているものと想像します。

高校によって採点基準がマチマチなのは、ある意味しかたがありません。

全く同じ答えを書いて、A高校では2点だが、B高校では5点ということはあり得ます。

しかし、以下はわたしの想像ですが、少なくとも高校内部においては、採点にかかわる先生方の間で、「採点基準の統一見解」が得られていると思われます。

ただ最後は人の手が加わりますので、100%というわけには行きません。

どうしてもブレは出るでしょう。

また「難関校=基準厳しい、難易度の低い高校=基準が緩い」というわけではない、という点においては、流動的であると考えます。

主任の先生の異動などがあったりして、「去年まで、A高校はわりと基準が緩めだったが、今年になって急に厳しくなった」ということがあり得るからです。

神奈川県の試みは今年始まったばかりなので、まだ分からないことも多いです。

回を積み重ねていくと、いろいろなことが分かっていくでしょう。

(次回に続きます)

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