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(前回の続きです)
以上を踏まえて、ご父兄や生徒さんはどう対処していけばよいか、については、ズバリこの一点です。
「模擬試験で減点された理由をしっかりみ締め、記すべきキーワードをしっかり書くようにする」
これに尽きます。
生徒さんからは、みやぎ模試や学校の実力試験などの記述式のところで、「なぜここが減点されているのか」という苦情がしばしばわたしの下に寄せられます。
中にはその基準を非常に細かく、(ホントに細かく!)尋ねてくる生徒さんもいました。
わたしの目から見て、「ちょっと厳しいかな」と思うこともあれば、「これは減点されてもしょうがない」と思うこともあります。
「これは減点されてもしょうがない」というのが圧倒的です。
わたしが採点しても、そのほとんどは模試の点数近くになるでしょう。
不満をわたしにぶつけてくる生徒さんは、わたしは「より点数を取りたい心情の表れ」としてプラス評価しています。
ここでさらにプラスになるのは、
「いろいろ採点基準に問題はあるかもしれないが、『自分にこの部分が不足していた』と謙虚になって、二度と同じ間違いをしないようにする」
と考えることです。
「自分の点数を低くつけるのはおかしい!!!」
で終わってしまっては進歩がありません。
厳しい採点基準も「天からの愛の鞭」と受け止めてください。
最後に合格という果実を手に入れれば、そんな不愉快な思いはすぐに吹っ飛ぶはずだからです。
成績upのヒント!
教育コラム「雨か嵐か」
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