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(前回の続きです)
このうち、岩手は学年が上がるにつれて、内申点が高く評価される仕組みになっています。
宮城の場合、各学年とも同じ評価です。
ということは、中3の終わりという入試の前に、すでに差がついてしまっていることになります。
よって、中3の終わりになってラストスパートをかけてみても、内申点が低ければ、その生徒さんはハンディキャップを背負ってしまいます。
実際、中3になってから、いい感じで伸びを見せている生徒さんが、1年生のころの内申に縛られて、現在の実力相応校に出願をためらう、というケースはよくあります。
受験関係者が「中1から高校入試はすでに始まっています!」と言っているのはそのためです。
第2点目として、ご父兄が中学生のころと比べると、通信票の評定はかなり甘くなっています。
以前のコラムにも書きましたが、「昔の評価」と「今の評価」の相違は、わたしの感覚ですと以下のようなものです。
(今の5)...昔の4.5以上
(今の4)...昔の3.5〜4.5
(今の3)...昔の2.5〜3.5
(今の2)...昔の1〜2.5
(今の1)...不登校など特殊な場合
評価に小数点はありませんが、それだけ評価がかさ上げされています。
だいたい、今の評定でオール3ですと、普通の公立中学校で、100人中75〜85番くらいの席次にある生徒さんがこのくらいの成績です。
ですから、「オール3だから、『真ん中くらい』ってことなんだね」ということにはなりません。
(次回に続きます)
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教育コラム「雨か嵐か」
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