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(前回の続きです)
実は英語に関しては、今年の中3生そして中2生は教育課程変更の「移行期」にぶつかっています。
教科書は一昨年のものと比べると、単語や文章の量が格段に多くなっています。
それは指導に当たっている者としても、はっきり認識できます。
今年の出題者は「移行期対策」として、少し遠慮したのかなと感じています。
それゆえ今後は、少し引き締めにかかってくる、つまり難化するのではないかと考えています。
他の科目で平均点を少し上げて、「全体としては変わらない」としたい、というところが、県教委のホンネなのではないかと推測します。
そして今後の全体の動向としては、「前期選抜の廃止以外は手を付けない」となるはずです。
わたしは県のホームページに記載されている審議委員会の議事録すべてを読みました。
そこで分かるのは、「前期選抜の廃止以外は手を付けない」というホンネです。
ほかにいろいろ「改革」してしまうと、「じゃあ、平成25年に導入されたばかりの入試『改革』は何だったのか」ということになりかねません。
今の中1生の受験から前期選抜が実質廃止され、一本化されることが決定されたのは、わたしに言わせると「異例の短期間での変更」です。
それは前期選抜の負担が非常に大きかったということの証左です。
(次回に続きます)
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教育コラム「雨か嵐か」
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