平成29年公立高校入試の総括と今後の動向予想 〜今後の方針は「前期選抜廃止以外は変化なし」 その2 2017/04/22

(前回の続きです)

実は英語に関しては、今年の中3生そして中2生は教育課程変更の「移行期」にぶつかっています。

教科書は一昨年のものと比べると、単語や文章の量が格段に多くなっています。

それは指導に当たっている者としても、はっきり認識できます。

今年の出題者は「移行期対策」として、少し遠慮したのかなと感じています。

それゆえ今後は、少し引き締めにかかってくる、つまり難化するのではないかと考えています。

他の科目で平均点を少し上げて、「全体としては変わらない」としたい、というところが、県教委のホンネなのではないかと推測します。

そして今後の全体の動向としては、「前期選抜の廃止以外は手を付けない」となるはずです。

わたしは県のホームページに記載されている審議委員会の議事録すべてを読みました。

そこで分かるのは、「前期選抜の廃止以外は手を付けない」というホンネです。

ほかにいろいろ「改革」してしまうと、「じゃあ、平成25年に導入されたばかりの入試『改革』は何だったのか」ということになりかねません。

今の中1生の受験から前期選抜が実質廃止され、一本化されることが決定されたのは、わたしに言わせると「異例の短期間での変更」です。

それは前期選抜の負担が非常に大きかったということの証左です。

(次回に続きます)

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