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(前回の続きです)
前期選抜の負担については、特に高校から「負担が大きい」という声が大きかったようです。
高校の先生方の労働組合である高教組のサイトを見ても、「前期選抜廃止」を訴えています。
本来ですと、この種のものは定着の度合いを見て、そこから数年かけて改めていくものですが、そんなことを言っていられる余裕もなくなってしまったのでしょう。
何しろ、委員会で行われている議論のほとんどが、「前期選抜という足かせをどう処理していくか」ということに費やされているのです。
ご父兄や受験生からすると、議論してほしいことはこれ以外にもたくさんあるはずです。
とても健全な姿とは言えません。
県教委は口が裂けても言いませんが、前期選抜は大きな失策だったと考えているはずです。
ですので、彼らのホンネは「これ以上他の問題に手を付けたくない」のです。
よって内申点の問題だとか、不登校の生徒に対する施策のような重要案件に手が付けられるのは、まだまだ先になる見込みです。
とはいうものの、県教委に声を伝え続けていくことは重要なことだと考えています。
「所詮はガス抜き」という批判もあるかもしれませんが、声が大きくなれば、県教委としてもこたえざるを得ません。
入試制度にベストはありませんが、ベターはあるはずだからです。
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教育コラム「雨か嵐か」
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