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例年ですと、4月30日という日は、何の変哲もない日です。
「昭和の日」の翌日というだけの日です。
暦の関係で、振り替え休日になることもあります。
が、「普通の日」であることには違いありません。
しかし、今年は例年とは違う4月30日です。
今日が平成最後の日になります。
本日のコラムでは、今日という日を迎えるに当たり、このところの改元にまつわる生徒さんの様子を交えながら、話をしてみます。
このたびの聖上御譲位に伴う改元、つまり平成から令和になる動きを見ていて、わたしが非常に驚いたことがあります。
それは、生徒さんがこの改元というものに、非常に高い関心を寄せていたことでした。
改元発表のあった4月1日が近づいてくるにつれ、彼らから積極的に話を振ってきました。
普段は「この生徒さん、こんな質問をするタイプではないんだけどな〜」と感じていた生徒さんからもです。
こういうことについて、やり取りをするのは、非常にいいことです。
こうした話は、受験学習というものを超えます。
彼らが学んできたことが、今の自分に関係のある「生きた学問」であることを実感できるからです。
それはすでに、単に紙の上でのこと、試験に出るだけのことではなくなっています。
彼らは平成という時代に生まれています。
多分、彼らは自身の生年月日が「平成○○年◎月△日」となっていることに、特別の感情を持っていなかったはずです。
ところが、これが明日からは「令和○○年◎月△日」となります。
当たり前のようにしていた平成が令和となる.....
このことで、彼らは「天皇の代替わりというものは、こういうものか.....」を実感したのではないでしょうか。
わたしは、昭和から平成へ変わるときのことが、今も鮮明に実感としてあります。
今回の改元とは、また異なる雰囲気です。
そして、わたしくらいの年齢になると、生徒さんとは違って、「振り返る過去」があります。
昭和に生まれたわたしは、平成になって、職業を得て、家庭を持ち、震災を経験して今に至ります。
その間、いろいろなことがありましたが、節々に何とか踏ん張ることができました。
明日、新たな気持ちで令和を迎えたいと思います。
平成感謝! ありったけの感謝!
成績upのヒント!
教育コラム「雨か嵐か」
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