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(前回の続きです)
前回のコラムで扱った公立高校の入試の状況について、さらに続けます。
前期入試には、出願する場合、内申評定などの「縛り」がありました。
前期で○○高校へ出願するには、平均評定○○以上などという条件です。
内申評定というのは、学校の通信簿の5・4・3...といった数字の全科目平均です。
そのため、前期には、その高校を目指す受験生でも、優秀な層が集っていました。
前期合格というのは、優秀さの勲章でもありました。
反面、ここで強調したいのは、「前期で残念でした」となった生徒さんです。
確かに、当初は「ダメもと」「受かれば儲けもの」的に前期入試を受けたわけです。
しかし、前期不合格後、マインドがダダ下がりしてしまう生徒さんがかなり出てきてしまったのです。
ここで、話を本題の二華中受験に戻します。
以上、述べたようなことを二華中受験生の視点だと、
「附属中受験は不安定な要因が大きい」
「附属中受験は、二華中受験のマインドを下げる可能性がある」
ということになります。
今シーズンの附属中入試は、前シーズンより募集人員が20名減ります。
二華中のガチ受験に臨む小6生で、附属中を併願する方は、申し上げた事情があることを踏まえて、受験に臨んでいただければと思います。
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