二華中・青陵中受験 算数のツボ 〜いかに分数を使いこなせるか〜 その2 2019/07/30

前回の続きです)

前回、中学受験生の多くは、分数より小数になじみがあると述べました。

入試問題においては、小数の知識も多く問われています。

もちろん、しっかり演習しておくべきことは言うまでもありません。

しかし、小数には大きな欠点があります。

それは、分数に比べて掛け算・割り算が面倒になるということです。

入試における掛け算・割り算は、入り組んだものが出てきます。

その際、小数より分数で計算したほうが、速いし正確です。

ところが、生徒さんたちは分数をあまり使わず、小数を使おうとします。

結果、計算が遅くなり、ミスをする確率も高まります。

わたしが、「この場合は小数より、分数を使ったほうがよい」とアドバイスし、実践して見せることがあります。

そのときに、「ああなるほど。そういう利点があるのね。じゃあ自分もやってみよう」と考え、実践する生徒さん.....

我関せずという感じで、小数の計算で四苦八苦し、ときどき計算を間違える生徒さん.....

こういうときの差が、合否を分けます。

わたし自身、指導の際には、こういった方法を生徒さんに無理強いすることはありません。

生徒さんそれぞれに「肌の合った」やり方があるだろうと考えるからです。

しかし、「まずは分数を使ってみよう」と考えるか、わたしのアドバイスを聞き流すかで、その後の結果は違ってきます。

こういう「ちょっとしたところ」が合否を分けるような気がします。

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