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わたしが中学生に国語を教えていて感じることに、「入試における文法問題の配点の低さ」というのがあります。
定期試験ですと、学校の授業で扱ったということで、そこそこ重きを置いています。
しかし入試になると、配点がグッと低くなります。
公立高校の入試問題でも、せいぜい1~2問です。
漢字は10問出されますから、それと比べても「重要度が低い」ということが分かります。
漢字の重要度については、改めて申すまでもありません。
わたしたちはあの世に行く日まで漢字を使います。
学校での学習は国語を通じて学ぶ以上、漢字とは文字通り「一生の付き合い」です。
反面、文法に関しては、術語がとっつきづらく、「いかにも学問」といった面持ちです。
「漢字の重要度」を考えても、敬遠する人がかなり多いです。
それは仕方のないことです。
また、「国語の試験」という点から考えると、文法が漢字に比して、著しく配点が低いというのもうなずけます。
ですから、生徒さんのほうも、今一つ文法には真剣になれないようです。
平均点の取れない中学生なら、捨ててしまってもいいかもしれません。
何しろ、彼らは国語文法以外に、やらなくてはならない箇所がたくさんあります。
配点の低いところに構っていられる余裕はありません。
しかし、それ以外の生徒さんは、配点が低いからと言って、素通りしてしまうと、後々大変なことになります。
それは高校進学後に直面します。
(次回に続きます)
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教育コラム「雨か嵐か」
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