「商品10割引」という広告の意味が分かりますか? その2 2019/12/29

前回の続きです)

社会人になると、小学校算数の基礎的な知識というのは、極めて有用です。

これは、前回のコラムで述べたケースに限った話ではありません。

本コラムをお読みのご父兄には釈迦に説法になってしまいますが、30%とか、2割などという「割合」は、社会人になると実によく使う考え方です。

逆に、学生時代はそれほどなじみのある考え方ではありません。

よって、推定3割程度の中学生が、「商品10割引」のオチを正確に理解していなくても、目くじらを立てる必要はないのかもしれません。

中学生のころには分からなくても、社会に出れば、そうした考え方になじむという人も随分と出てくるでしょう。

そして、社会人になって「商品10割引」の意味を正確には知らなくても、務まる仕事はあります。

とはいえ、社会人になって、そういう考え方を必要とする場面になったりしても、誰も助けてくれません。

「商品10割引」の意味を正確に理解できている人と、そうでない人とでは、前者のほうがより楽に社会生活を送れるような気がします。

逆に後者の人は、前者の人に比べて、苦労が多くなります。

年の瀬に、「初売り3割増商品券」「歳末大売り出し10%一斉還元!」などの広告を見ながら、こんなことをつらつら考えてみました。

 

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