「点数、順位、これだけ上がりました!」の裏に隠れたもの その1 2020/02/22

塾など受験産業の宣伝を見ていると、「点数、順位、これだけ上がりました!」というものがあります。

わたしもときどきそのような言い方をします。

これらの中には「こんなに上がるものなの?」と思われるようなものもあったりします。

この点に関し、わたしなりに経験していることを記してみます。

まず、学習量を増やし、適切な指導を施すことで、かなりの伸びを示すケースがあるのは間違いありません。

指導を開始すると、「この生徒さんは、今までの成績の割には、筋がいいな」と感じることがあります。

「筋がいい」というのは、例えば、

教えてみると、思っていたよりも吸収力、理解力がある.....

教えたことを生徒さんが素直に受け止めて、指導の通りに実践する.....

などです。

これらとは逆に、

何度教えても吸収・理解ができない.....

直すように言われても、そうしようとしない.....

こういう生徒さんが驚異的な伸びを示すことはありません。

また、その生徒さんの持つ能力以上に伸びることもありません。

ある生徒さんが、以前と比べて極めて好成績を示したということは、元々その人にはそういう力が備わっていたということです。

そして、明白なのは、本人と周りの力で、元々の力を発揮できたという事実です。

無から有が生じることはありません。

次回に続きます)

 

▲このページのトップに戻る