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今日は、生徒さんを担当するときの初回指導のことを述べます。
この初回指導に関しては、過日、コラムを書きました。
<関連コラム>
この<関連コラム>の補足・加筆をしてみます。
わたしは、通常、初回の次の指導日までに、何がしかの課題を出していきます。
その際、生徒さんの意向・属性などを踏まえた上で、その課題を決めます。
できる限り、わたしのほうから押し付けない形をとるようにしています。
わたしがこの課題に関して注目・着目しているのが、
「この生徒さんは、菊池が課した課題をどのようにやってくるか」
これを非常に重視しています。
というのも、ここに、その生徒さんの性格・学習に対する向き合い方など、あらゆることが現れるからです。
そして、「次の指導日」に、彼らが課題をどのようにやってくるかは、「ほぼ予想通り」の結果になります。
「予想通り」というのは、具体的に申すと、次の通りです。
トップ層・上位層の生徒さんは、ほぼこちらの指示通りに課題をやってきます。
課題をやった後の答え合わせ・チェックなども、ほぼこちらの思い描いたとおりです。
(次回に続きます)
(前回の続きです)
しかし、学習苦手層になると、トップ層・上位層とはまるで違ってきます。
こちらの出した課題をやってこない生徒さんが随分といます。
また、やってくるにしても、的確さや出来具合は、トップ層・上位層と様相に大きな差があります。
「受験の指導を受ける以上、課題はやってこなくてはならないものだ」
こういう意識がない、あるいは、ほぼないという生徒さんが多いのです。
そして、わたしが
「なぜ前回の指導で課題をやってもらうように言っていたのをしてこなかったのか?」
と問うと、
「え? 課題ってやってこなくてはならないの?」
という顔をする生徒さんもたくさんいます。
「これだけ意識がトップ層・上位層と違えば、彼らの成績もこうなるよな」
そう感じます。
そして、わたしは彼らに、繰り返し
「課題というものは、これこれ、こういう意味があって...」
ということを説いていくことになります。
こういうところの意識の差というものは、非常に大きいです。
当然ながら、指導をしていく際にも、この種の意識の差が関わってきます。
こうした現状を、なかなかご父兄は気づきづらいかもしれません。
というわけで、今回のコラムで述べてみました。
昨日、私立高校の入試B日程が行われました。
これで基本的に私立高校の入試は終わりです。
受験生の皆さん、大変お疲れさまでした。
今回、私立高校の入試を受けた中3生は、3月に公立高校入試を受ける方がほとんどです。
今日からは、公立入試に向けて、頭の切り替えを行ってもらえればと思います。
公立入試までには、次のようなスケジュールで進行します。
<2月>
4日(水)~
私立入試の合否発表
9日(月)
~13日(金)
本出願
13日(金)
本出願の競争率発表
<3月>
4日(水)
入試本番
10日(火)
入試追試験
16日(月)
合格発表
二次募集もありますが、ここでは省略します。
まず決めるのは、「どこに出願するか」です。
これは私立高校の合格状況、スライド合格の状況を含めて判断することになります。
ここで悩みの種になるのは、第一志望校に比べて、私立高校の合格状況が思わしくなかったときです。
このとき、ランクを下げるか、それとも自分の志望で行くのかは、「大きな政治判断」になります。
この出願をしてしまえば、後には引き返せません。
そういうわけで、ここ1カ月は、ストレスとの葛藤になります。
どうぞ体調管理にはご留意ください。
標題の件で、YouTubeに動画をアップロードしました。
また、この動画で発表した本出願予想倍率全般はここからダウンロードできます。
ここで動画の中で扱えなかったことを補足します。
◎宮城工業 情報技術科
予想倍率 2.19倍
この科は、希望調査時、40名の定員に対して、77名の出願がありました。
この時点で1.93倍です。
本出願では、ここから人数を増やし、88名の出願、倍率2.19と予想しています。
しかし、例年ここは欠席者が多くいます。
一昨年、昨年、それぞれ15名・13名です。
この欠席者は高専の合格者と思われます。
そんなわけで、実質は74名、1.88倍辺りになる可能性があります。
それでも、高倍率ですね。
◎二高
予想倍率 1.19倍
二高は例年、一高に比べても低倍率です。
今年もその傾向は変わりません。
☆希望調査→本出願予想倍率
一高 1.77→1.40
二高 1.28→1.19
一高は二高に比べて、希望調査・本出願ともに倍率が高いです。
これを「人気が高い」というわけです。
そうなっている理由は、
・一高の校風
・難易度的に二高より入りやすいと思われている
こういうことがあるように感じます。
共通テストを終えた生徒さんは、国公立の二次試験、私立の試験に向けて、学習を続けています。
この共通テストの結果を見て、わたしなりに感じたことがあります。
その中で、今回のコラムでは、国語の古典=古文・漢文について取り上げます。
焦点を当てるのは、「古典=古文・漢文の音読」についてです。
わたしは、英語・古典とも「文章の音読」を勧めています。
わたしの勧めを忠実に実行した生徒さんは、成果がしっかり出ています。
英語の先生は、確かに音読を勧めるかもしれません。
が、古典の音読に関して、国語の先生は英語の先生ほど、音読のことを言わない印象があります。
事実、わたしが高校時代を思い返しても、「古典の音読」を言われた記憶がありません。
しかし・・・
わたしは高校時代、教科書に出てくる古典の文章を音読していました。
これは、点数を上げようと思ったからではありません。
古典、特に漢文書き下し文の響きが、心地よかったからです。
ただ、多くの生徒さんにとって、古典は受験時代だけのお付き合いです。
早い話が、試験で高得点を取れればよいだけの話です。
そういう目的であれば、毎日5分程度、文章を音読することを勧めたいです。
古典の成績アップを後押しします。
(次回に続きます)
(前回の続きです)
古典の音読をすれば、試験問題を読むスピードが速くなります。
理解度も増します。
古典というのは、「古代日本語」であるわけです。
英語と同じに「語学」の一種です。
英語の音読が試験の結果をアップさせる効果があるなら、古典も同じ理屈です。
もっとも、英語と違って、古典にはリスニングテストがない分、「読む」ことに力点が置かれますが。
また、古典の場合、文法に対する理解が大切です。
文章読解のカギを握ります。
その際、「古典の暗唱」も役に立ちます。
例えば、「ふるさと」という唱歌。
兎 追ひし かの山
小鮒 釣りし かの川
ここの「追ひし」のところに、古典文法の大事なところがギッシリ詰まっています。
・「追ひし」の『追ひ』
→四段動詞『追ふ』の連用形
・「追ひし」の『し』
→過去の助動詞『き』の連体形
という風に。
生徒さんが眉をしかめる古典文法も、唱歌の歌詞と関連付けて記憶することができます。
そうすることで、記憶の負担が減ります。
覚えたことが血肉化します。
毎日、わずか数分の手間で、よい結果が出ます。
しかも、ほとんどの人がこれをやっていません。
文章の音読を今後の古典学習に役立ててほしいと思っています。
私立高校入試の結果が発表されています。
このたび、この試験を受けた生徒さんは、公立を第一志望という方がほとんどです。
今回の結果は、公立受験の前哨戦です。
「この高校を受けるのに、この私立のこのコースは受かっていないと...」
こういう目安があります。
それを参考にしながら、公立高校への出願を決めてください。
ここで、私立受験から、公立受験にスイッチを切り替えてもらうため、お伝えします。
それは、公立の入試問題についてです。
ここのところ、私立の過去問演習に取り組んできた生徒さんが多いはずです。
そこで感じたのは、
「私立の問題って、難しい」
ということだったと思います。
例年、ウルスラや東北学院で、「難しい」問題が出ます。
しかし、公立入試の問題は、そこまで難しいものは多くありません。
これまでやってきたことを、確実にやっていけば、確実に点が取れます。
この「確実さ」が大事になってきます。
特に、みやぎ模試などの模試で
「正答率が高い・そこそこあるのに、不正解になってしまった問題」
こういうのが、一つや二つ、あるはずです。
そこをしっかり復習して、入試では確実に答えることができるようにしてほしいです。
よろしくお願いいたします!
今回は、中高一貫校で指導されている数学について取り上げます。
中高一貫校といっても県内だけでいくつもあります。
当欄で焦点を当てるのが、二華・青陵・東北学院特選・ウルスラといった中学での数学事情です。
こうした中学の生徒さんに接してきて、わたしが感じたことをいくつか記します。
まずこれらの中学は、公立中学に比べて数学の進度が速いです。
例えば、二華の場合、中3の6月ごろから、高校数学の学習が始まります。
青陵・東北学院特選・ウルスラも、中3のいずれかの時期に、高校数学を扱います。
これだけを見ると、
「やっぱり中高一貫校ってすごい!」
と感じるかもしれません。
「すごい!」のは、その通りです。
定期試験の問題も、公立中学に比べてハードです。
しかし、そこには「光と影」の部分があります。
特にわたしが感じるのは、中学数学の掘り下げ方が、公立中学のトップ層に比べて浅いケースが見られます。
具体的にいうと、中3の終わりあたりで、ナンバースクール合格者に競り負けている中高一貫校の生徒さんが意外に多いということです。
つまり、「高1の問題が解けても中3の問題が解けない」中高一貫校の生徒さんは、想像以上です。
(次回に続きます)
(前回の続きです)
「高1の問題が解けても中3の問題が解けない」
こういう文言を見ると、
「え? そんなことがある?」
そのようにお感じになるご父兄もいらっしゃるかもしれません。
数学の場合、こういうことは「よくあること」です。
例えば、「中3の問題」といっても、「難しい問題」「応用力が必要な問題」があります。
入試に出てくるようなレベルの問題です。
一方、「高1の問題」でも、基本的な問題は、そこまで高い数学力を必要としません。
中高一貫生の中でも、トップ層は公立中学の上位層に比べて、かなり優秀な人が多いです。
一方、中位から下位になると、公立中学の上位層に比べて、同等もしくは負けているケースが多いようです。
また中高一貫生は、高校入試がありません。
他方で、公立中学の上位層には、高校入試があります。
かれらは、ナンバースクール突破のため、中3の後半からガリガリ勉強をし始めます。
ストレスと緊張に耐えながら...
結果、多くのケースで、中3終わりから中学卒業時期にかけて、中高一貫生とは、学習量に差が出てきます。
そして、そうした状態のまま、春を迎えて、公立中学の卒業生、中高一貫生とも高校生になります。
(次回に続きます)
(前回の続きです)
高校生になったナンバースクール合格者について。
ナンバースクール合格者の学習意欲は、高校入学まで一般的に高いです。
熱したフライパンが、火を止めても余熱で熱い・温かくように。
入試終了後も、しばらくはこの感じが続きます。
彼らは、高校入試が終わった3月初旬から、4月入学まで、高校数学の先取り学習をします。
高校から数学先取りの課題が与えられるからです。
そのため、中高一貫生の中位の下から下位層は、ナンバースクール合格者に数学で抜かれることになってしまいます。
ナンバースクール合格者はスロースターターだったにもかかわらず、です。
その結果が、6月の中間試験に現れます。
続けて、6月末から7月上旬に行われる進研模試の結果にも出ます。
このように考えてみると、高校入試でガリガリと詰め込む・演習するというのは、貴重な経験となります。
中高一貫生の場合、高校入試でガリガリ詰め込む機会がありません。
これまでのペースを崩さずに高校入学できます。
上位層は引き続き結果を残します。
他方、この「緊張感のなさ」がアダになることもあります。
ですから、中高一貫生の中3生は、期末試験が終わってからの数学学習が大きな意味を持ちます。
過日、衆議院選挙が行われました。
その結果は、報道でなされている通りです。
高市総理率いる自民党が圧勝に終わりました。
その選挙の中で、秘かに着目していた選挙区がありました。
宮城4区です。
今回は、この選挙区の森下千里候補の選挙戦と受験学習について取り上げます。
「森下さんと、受験学習ってどういう関係???」
そうお感じになった方がいらっしゃるかもしれません。
ここで述べたいのは、森下さんの戦い方が受験学習に通じるものがあったということです。
わたしがネット・知人から見聞きしたりした印象として、
・かなり優秀な選挙参謀が付いている
・彼女は「選挙戦の基本=ドブ板選挙」を徹底して繰り返した。
・その基本を忠実に長年にわたって実行してきた
というものです。
選挙参謀が優秀というのは、当然と言えます。
彼女は自民党に所属しているからです。
ですから、選挙に関するノウハウは相当に蓄積しています。
それに従って、参謀は彼女にアドバイスをかなりしたのでしょう。
そして、彼女はそれを徹底して繰り返し、忠実に長期間実行してきたようです。
これは傍から見ていればよく分かります。
「愚直に」という言葉がピッタリします。
(次回に続きます)
(前回の続きです)
前回のコラムでお話した森下候補の選挙戦について。
「愚直に基本を繰り返す」
「アドバイスに忠実に」
「長期間にわたって」
これは、受験学習も全く同じです。
「この生徒さんは、実に真面目に頑張ってるよなあ」
と、わたしが感じた生徒さんは、森下候補と通い合うものがありました。
これをやり抜いた生徒さんは、成績をしっかり伸ばしています。
こういう生徒さんは、やっぱり応援したくなります。
志望校へも合格していきました。
彼らの結果を、わたしは不思議とは思いません。
当然だと考えます。
森下候補もたぶん同じです。
安住候補は、小泉総理・安倍総理のときにも、石巻で勝ってきた方です。
世間で言われている「高市旋風」だけで宮城4区で勝てるほど、あの選挙区は甘くありません。
そうでもなければ、30年間も選挙で無敗を誇った大ベテランに、ゼロ打ちで勝てるはずがありません。
彼女の選挙に向かう姿勢は、受験学習という観点から考えて、とても参考になりました。
そして、わたしの受験指導という観点においても、同様です。
彼女を見ていて、いろんなところを取り入れていきたい!
選挙戦を見ながら、こんなことを考えていました。
この時期、公立高校入試を控えている中3生は、入試の過去問演習を盛んに行っています。
例えば、進学塾でも、フォームや問題の傾向を入試に合わせた答案で、本番さながらに演習をしています。
しかし、これは、中3生の受験生全員に当てはまる方法ではありません。
わたしの見たところ、この方法がOKなのは、「公立中学で平均点が取れている」ことが条件です。
ギリギリで「平均をやや下回るくらい」までの高校受験生です。
逆にいうと、半数近くの中3生にとっては不向きなのです。
翻って、平均点の取れない中3生はどうすればいいのか。
「学校で配付する副教材ワークを中心にし、試験に慣れる意味でほんの少し過去問を解いてみる」
この方法が合っていると感じています。
過去問演習というのは、「間違ったところ、弱い部分に焦点を当てる」のに適しています。
そのようなわけで、トップ層は入試問題をこの時期になるとガンガン解きます。
過去問演習をすることで、自分の弱点に気づくことができます。
そこでの鍛錬が血となり、肉となっていく感じです。
「穴」をふさぐことで、入試本番に備えます。
これが多くの塾で採られている方法です。
(次回に続きます)
(前回の続きです)
一方、平均点の取れていない中3生は、トップ層と勝手が違います。
過去問演習だけをしていては、消化不良になることが多いです。
特にみやぎ模試偏差値42あたり未満になると、過去問演習は「解けないところだらけ」になります。
そうなると、勉強の効率としてはよくありません。
彼らがやるべきは、「解けるところ・解けそうなところ」です。
そして、「解けるところ・解けそうなところ『だけ』」です。
「解けなさそうなところ」には、なるべく手を出さないように、です。
こういう場合、学校から渡される副教材ワークは、大きな力を発揮します。
そもそも副教材ワークは、定期テスト用に使われるものです。
入試を想定して作られていません。
しかし、平均点の取れない中学生にとって、副教材ワークにある「易しめの問題」の演習は率的です。
彼らはナンバースクールを目指すわけではありません。
同じくらいの学力水準にある受験生と競います。
そうした中で、「合格点」を取れればいいわけです。
80点、90点という点は必要ありません。
そのような方法を取り入れて指導をしていると、「過去問演習だけ」よりは、成果が出ます。
彼らのストレスも少なくなっているようです。
公立高校の本出願倍率が発表されました。
こちらについては、報道等でご存じの方も多いと思います。
県教委から発表された数字については、以下をご覧ください。
また、YouTube動画もご参照ください。
今日のコラムでは、動画で語らなかったことを補足します。
◎三高普通 本出願1.36倍
三高普通科は
「希望調査1.54倍→本出願1.36倍」
となりました。
希望調査時で1.54倍という数字は、三高の高人気が続いています。
だいたい、こちらも例年通りです。
昨年本出願は、1.40倍でした。
ボーダーラインとしては、このくらいの変動だと、「例年通り」といって差し支えありません。
◎宮城野普通 本出願1.13倍
ここは
「希望調査時1.20倍→本出願1.13倍」
となりました。
昨年が
「希望調査時1.42倍→本出願1.41倍」
でしたから、出願者数・倍率とも結構な下落ということになります。
昨年がかなり高かったので、それを避けたと見ることができます。
なお、美術科は、
「希望調査時1.55倍→本出願1.48倍」
となっています。
高人気です。
入試は3月4日に行われます。
ちょうど、今は、インフル・コロナウイルスともに流行しています。
受験生の方は、無理せずに学習を続けてください。
今、世の中は「受験の月」です。
そうした中で、二華・青陵中を含む中学入試は1月に終わっています。
二華・青陵中に合格した小6生は、1月の合格から4月の新学期まで、中学までの準備期間があります。
この時期にどう過ごすのかは、中学に入学してからとても大切です。
「彼らのような小6生は、算数(数学)と英語の演習をみっちりと行ってほしい」
わたしはこう考えています。
ここでいう算数は「中学受験に必要だったレベルの算数」です。
言い換えると、彼らが四谷大塚で学習した「予習シリーズ」レベルの算数です。
中学数学の先取りをするという選択肢もないわけではありません。
が、わたしは「中学数学の先取り」に重きを置きません。
確かに、中学では小学校算数にはないものを習います。
例えば、次のような計算がそうです。
◎-4+7=3
◎7a×4=28a
こうした数学の分野は、新中1生にとって、「初めて習う」ものです。
しかし、「難易度」として、「新中1生の数学」は、中学受験で学習した算数よりずっと易しいです。
二華・青陵中に受かった生徒さんたちにしてみれば、こうした分野はすぐにマスターできます。
(次回に続きます)
(前回の続きです)
中1の数学で圧倒的に大切なのは、「小学校の算数」の力です。
中1数学の8割ぐらいは、「実際は小学校の算数」という感じです。
これは、一般的な公立の中学でそんな感じです。
そして、それは二華・青陵中の生徒さんにも当てはまります。
ことにも、二華・青陵中の生徒さんたちは、高いレベルで競争が行われます。
授業は進むのが速いです。
数学の定期テストの問題も、一般的な公立中学よりはグッと難しくなっています。
そのときに必要になってくるのが、「小学校算数の力」です。
ですから、二華・青陵中に合格した生徒さんが、今のこの時期に小学校算数の復習をやることは、大いに意味があります。
逆に、この時期に小学校算数の振り返りをしておかないと、どうなるのか。
中学に入って、「きつさ」を感じることになります。
わたしが、この時期、二華・青陵中の合格者に、小学校算数の振り返りをガッチリやってもらうのは、そうした事情を踏まえてのことです。
この時期の学習の密度の差が、入学後のあらゆるテストに関わってきます。
合格が決まって、一息ついている暇はありません。
この時期はむしろ、「中学入学後の競争は始まっている」と考えていただきたいのです。
(次回に続きます)
(前回の続きです)
なぜ二華・青陵中の合格者は、この時期に「小学校の算数の復習」をすべきと考えるのか...
それには、中学に入ってから成績が下のほうになってしまった生徒さんを何名も指導した経験があるからです。
そうした中には、二華・青陵中のような中高一貫校の生徒さんもいます。
彼らを見てきて、特にわたしが重視しているのは、「中1生になって最初の定期試験」です。
それは6月に行われます。
ここで出る順位は、その後6年間の校内順位と大きな関係があります。
そこで、下位の順位になってしまうと、その後6年間、そこの層に留まる可能性が高くなります。
受験業界では、それを「深海魚」と呼びます。
この「深海魚」という状態になっている生徒さんを見て思うのは、「自信喪失状態」です。
そして、それに伴う「意欲の喪失」です。
これが非常に怖いと感じています。
もちろん、下位層にいる生徒さんが必ずそうなるわけではありません。
ただ、上・中位層に比べて、そうなりやすいということはあります。
プロ野球のペナントレースで、開幕あたりからずっと負けが込めば、ズルズルとシーズン終了まで沈んだ状態で行ってしまうということと似ています。
そうならないためにも、この時期の学習は欠かせないのです。
3月19日から行われる選抜高校野球の出場校が、ちょっと前に発表されました。
宮城県からは、東北高校が選ばれています。
高校野球の出場校といえば、当県では育英が「大横綱」という感じです。
今回のコラムで、この野球絡みでスポットを当てたいのが、一高・三高です。
夏の大会の予選を見ると、ここ10年間で、両校はこういう成績です。
◎一高
ベスト4 1回
◎三高
準決勝 1回
ベスト4 1回
ベスト8 1回
なかなかの成績です。
加えて、一高・三高は、大学の合格実績でも赫々たる成果を出しています。
そこで、わたしはこう考えます。
「一高・三高の野球部が育英と同じくらいガッチリ練習したら?」
もちろんこれは仮定の話です。
わたしの想像では、
「宮城県大会は、一高・三高が『両横綱』になる」
というものです。
わたしは一高・三高といったナンバースクールの生徒さんを指導したことがあります。
育英については、野球部の生徒さんの指導経験はありませんが、育英の生徒さんから、野球部の生徒さんの話は聞いています。
そうした経験から判断すると、なぜ一高・三高の野球部が、好成績を収めているか、よく分かります。
(次回に続きます)
(前回の続きです)
今の段階でも、一高・三高の野球部はなかなかの結果を残しています。
彼らには「野球部特待生入試」のようなものがありません。
その点が、育英の選手とは違うところです。
一般の受験生と同じように高校入試を受けます。
高校入学後も、勉強面は他の生徒と同じです。
練習時間も、例えば育英の生徒ほど時間は取れません。
それなのに、なぜ「そこそこ良い結果」が残せるのか、ということです。
わたしが考える理由は、
「一高・三高の選手は、育英の選手に比べると、チーム管理の手間が少なくて済んでいるから」
というものです。
例えば、一高・三高の監督さんが、選手に「明日までこれこれをやるように」という指示を出したとします。
一高・三高の選手たちは、ほぼその指示をそのとおりに実行できるでしょう。
しかし、たぶん育英の場合は事情が違います。
育英の選手たち「全員」があるレベルに達するまで、一高・三高の選手たちより、手間・時間はずっとかかっているのではないかと想像しています。
そして、育英の選手は、練習時間を多くすることで、手間・時間を克服しているのではないかとも想像しています。
(次回に続きます)
(前回の続きです)
なぜ、わたしがそう考えるのか...
それはこれまでの学習指導経験によります。
一高・三高の生徒さんたちは、わたしが指示をすると、ほぼこちらの意向通りのことを漏れなくやってきます。
野球部の選手たちも、たぶんそうです。
一方、育英の野球部の選手たちが所属するフレックスコースの生徒さんとなると、このようには行きません。
一回さらっと指示をして、こちらの意向通りに動くことは、難しい感じです。
言い換えると、一高・三高の生徒さんと、育英のフレックスコースの生徒さんとで、「指示通りに、こちらの意向通りに動く」までの時間・手間がかなり違います。
野球は個人競技でなく、集団競技です。
そういう違いが積み重なって、一高・三高の野球部が出した結果になっているのでしょう。
彼らは、育英の選手ほどの練習時間は取れません。
一方、育英は、一高・三高の野球部に比べれば、施設・ノウハウなど、かなり手厚いです。
が、育英は毎年必ず甲子園に出ているわけではありません。
予選の途中で負けてしまうこともあります。
そういう事実を考えると、わたしの考察もまるっきり的を外しているわけではないと思います。
本欄をお読みの方はどうお考えでしょうか?
読書が受験との関連で語られることがときどきあります。
例えば、
「国語の成績を上げるために読書をせよ」
「実は、読書をしたところで、成績は上がらない」
などなどです。
こうした話は、中高校生について議論されているのを、しばしばネット上で見かけます。
わたしの場合は、今回、中学受験生、すなわち小学生の「受験に役立つ読書」を語ることにします。
まず、ご父兄として子供の読書については、
「なるべく受験に役に立つような本を読んでほしい」
と考えるわけです。
しかし、親のほうから
「こういう本を読みなさい」
などといったところで、読書をするようになるわけでもありません。
親としてやるべきは、
「どういうジャンルでもいいから、いろんな本を子供の周りにおいておく」
「自分も本を読む」
「読書を強要しない」
これらの3点です。
こういうことをして、読書をしないということであれば、これは
「この子は、そういう子」
と思う以外にないようです。
中学受験生を見ていると、読書に関しては、それぞれ好きなものを読んでいるようです。
傾向として、女子は小説・物語のようなものを多く読む傾向にあります。
一方、男子の場合は、そうした文学作品を読む割合は女子ほどではない感じです。
(次回に続きます)
(前回の続きです)
中学受験生、つまり小学生の読書について、わたしが子供の頃の話をします。
いま考えると、受験に一番役立ったのは、「小学生の頃の読書で得た知識」でした。
そのように感じるようになったのは、わたしが生徒さんを受験指導するようになってからです。
小学生のころ、読書を通じて得た知識がなかったら...
たぶん、わたしは自分の出身大学の入試をパスすることができなかったと思います。
中学・高校でいくら懸命に勉強しても、です。
物心ついてから小学生のころまで、わたしの周りにはいろんな本がありました。
いとこの家からの「本のおさがり」が多量にあったのです。
その本は、童話集やら、小学生向けの百科事典やら、学習マンガやら、いろんな種類がありました。
母は学研の「科学・学習」を取ってくれていました。
毎月、配達してもらうのが楽しみでした。
空いた時間には、そういう本を、何の考えもなく読んでいました。
親は、わたしの周りにいろんな本を置いておくだけでした。
「この本を読め」というようなことを言われた記憶はありません。
たぶん、親がわたしに読ませたいと考えていた本と、わたしが読みたかった本のジャンルがたまたま一致していたからでしょう(笑)
(次回に続きます)
(前回の続きです)
「親である自分も本を読む」ということも、「子供の読書」という点では大切になってきます。
だいたい子供というのは、
「親のいうことはなかなか聞かないが、親のことを真似する」
ものです。
であるなら、
「親である自分も読書をすることで、子供に背中を見せる」
という効用も当然にあります。
わたしの場合、両親が読書をしていた様子というのは、記憶にありません。
どこかで読んでいたのか、「積ん読」になっていたのかどうか、よく分かりません。
しかし、祖母は「週刊新潮」「婦人公論」といったものをよく読んでいました。
それから夕食時に見ていたテレビがニュースの時間になると、ニュースに強勢変更されていました。
「ニュースは大人の勉強時間だから」と、親はよく言っていました。
わたしは子供のころ、
「ニュースなんて、なんでこんな面白くもないものを見てるんだろう?」
と思っていました。
まあ、子供であれば、誰しもニュースの時間なぞは、面白くないに決まっています。
ニュースとなる背景が分からないわけですから。
が、親が子供にこのような姿勢を見せるということは、とても大切です。
今になって振り返ると、そのように感じます。
先日、中高一貫校に関するコラムを書きました。
<関連コラム>
これを書きながら、
「英語についても書いておきたいなあ」
と思った次第です。
コラムの表題は「二華・青陵中...」となっています。
が、東北学院・ウルスラといった私立中にも同じことが当てはまります。
さて、<関連コラム>で、この時期、二華・青陵中などに進む小6生向けには、中学受験の算数の復習が大切だと言いました。
英語については、「中学英語の先取り」が大切になってきます。
ただ、ここで言う「中学英語の先取り」というのは、「中学向けに小学校英語を補強する」ということです。
もう少し具体的にいうと、
「英語のルールをキッチリ教える」
ことです。
「英語のルール」とは、「英文法」のことです。
いま、英語の授業は小3から始まっています。
そして、小5・小6となると、「正式な教科」になります。
小5・小6では、英語のテストもあります。
ここで問題なのは、
「小学校では英語のルールがキッチリ教えられていない」
ことです。
(次回に続きます)
(前回の続きです)
「小学校では英語のルールがキッチリ教えられていない」
これはこれで、考え方としてはあり得ます。
小学校のうちなら、それでもOKです。
しかし、小学校・中学校・高校で教えられている英語の問題点は、次の2点です。
(1)中学以降は、英語のルールをキッチリ知っていないとテストで高得点が取れない
(2)中学以降は、「小学校で英語のルールがキッチリ教えられている」として授業が進む
(1)で述べた「英語のルールをキッチリ知っていないとテストで高得点が取れない」というのは、これまでずっとそうでした。
この点、小学校で英語が教えられるようになっても、変わりません。
しかし、(2)の「小学校で英語のルールがキッチリ教えられている」という前提は、4月から中学に入る新入生にはきついです。
このようになってしまっているため、公立中学では、英語のできる生徒さん・できない生徒さんの差が大きいです。
さすがに、二華・青陵中のレベルになると、公立中学のようなことはありません。
が、彼らは公立中学より高いレベルが求められます。
ですから、なおのこと「英語のルールをキッチリ知っておく」ということが、彼らには必要になってきます。
(次回に続きます)
(前回の続きです)
二華・青陵中に合格する生徒さんは、小6生の中でもかなり優秀です。
そんな彼らも、英語にルールがあることをほとんど知りません。
・わたしは彼を殴った
・わたしを彼は殴った
英語では、この二つの文章の内容を言い分けるルールが日本語と違います。
中学英語では、このルールをキッチリ学ぶ必要があります。
「何となく」「雰囲気で」は、通用しません。
英語で、「本」はbookといい、「車」はcarというような単語を、彼らはよく知っています。
英検を取得している生徒さんも多いです。
ところが、英語で文を作るとき、どう言うルールでなされるのか、ほとんど分かっていません。
ひたすら暗記・勘に頼っているという感じです。
それは無理もありません。
小学校の英語では、英語のルールを系統だてて教えていないからです。
しかし、二華・青陵中に合格した生徒さんは、今のうちからキッチリ英語のルールを教えれば、英語力はしっかりします。
逆にしっかりしないと、中学の授業でサバイバルできません。
英語のルールは、中学デビューの今こそ確実に習得する必要があります。
繰り返し演習することで、体が覚えこみます。
この時期、大事なことです。
以下は、宣伝です。
1月に二華・青陵中などの中学入試が終了して以来、新規のお問合せが来ています。
4月の新学期を見越したお問合せです。
お問合せを下さるのは、次のようなご家庭が多いようです。
・中学受験
☆二華中・青陵中・東北学院・ウルスラなどを目指すご家庭
→進学塾のサポート、受験に向けての個別指導など
・高校受験
☆ナンバースクール・館山・向山・泉・南・宮城野といった準ナンバーを目指すご家庭
☆仙台高専を目指すご家庭
→進学塾のサポート、受験に向けての個別指導など
・大学受験
☆学校の授業のサポート
☆受験科目の補強など
以上はあくまで「こういうご家庭が多い」ということです。
多くのご家庭で、
「勉強はしているのだが、思っているような成績が出ない」
ということでお悩みです。
そこへのサポートもいたしております。
ただ、
「やる気がさっぱりなので、やる気を出させてください」
というご依頼は、ご辞退いたしております。
生徒さん本人に
「菊池と一緒に勉強していく」
という姿勢がなければ、学習指導が成り立ちません。
その代わり、頑張る生徒さんはとことん応援します。
詳しくは別ページをご参照のうえ、お問い合わせください。
<関連リンク>
(合格実績一覧)
https://www.pro-teacher-kikuchi.com/article/14882919.html
(生徒さんの所属校)
https://www.pro-teacher-kikuchi.com/article/14883009.html
(指導料について)
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