公立高校入試システム ~うちの子のときにはどうなるの?~ その4 2026/10/08

(前回の続きです)

「デジタル併願制」は、受験生やご家庭にとって、メリットが出てきます。

これにより、「ワンランク上」に挑戦する受験生が増えるでしょう。

例えば、二高のボーダーギリギリくらいの受験生。

二高に出願するか、安全策を取り一高志望とするか、悩みがあったはずです。

ところが、「デジタル併願制」では、「第一志望:二高 第二志望:一高」とできます。

そうすると、二高が残念でしたとなっても、一高には受かる芽が出てきます。

「滑り止めの私立」に行く可能性は今までと比べて低くなります。

この「デジタル併願制」で、デメリットの大きいのが、私立高校です。

もともと、この制度は、無償化で人気の下がった公立高校に受験生を呼び戻すための一環です。

私立高校の中でも、デメリットが大きくなると予想されるところがあります。

東北学院の特進、ウルスラのtype1、育英特進などの「私立高校の上位コース」です。

これまで「滑り止め」という形で入学してきた受験生より、学力的にはやや下がる可能性があります。

この「デジタル併願制」が、宮城県でいつ導入されるかは、まだ分かりません。

慣例として、大きな制度変更のあるときには、最低2年ほどの周知期間が設けられ、実施されます。

わたしも、この制度変更には注目していきたいと思います。

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