中学数学 出来そうもないことは教えません! その2 2026/06/23

前回の続きです)

数学という学問を大学で学ぶとか、指導する相手がトップ層なら、細かい部分に神経を尖らせる指導は大切です。

しかし、数学が超絶苦手な生徒さん相手に、塾で数学を教えるときは、これをやるべきでありません。

塾などで受験指導者が彼らになすべきは、「テストの点を上げること」です。

彼らは将来、数学者になるわけではありません。

となれば、受験指導者として、何より優先すべきは「テストの点を上げること」です。

そのためには、彼らができそうなことに絞って、それを徹底して繰り返すことが必要です。

トップ層に対してなら、サラッと一言二言で済ませることでも、超絶苦手な生徒さんは10回・20回...と演習を繰り返さなければなりません。

彼らは、指導者が「え? ここでこういうつまずき方をするの?」というところでつまずきます。

これを克服するには、できそうなところを繰り返す以外に方法がありません。

そして、出来そうもないところは、バサッと損切りしてしまうことです。

真面目な受験指導者ほど、出来そうもないところに時間を割いて、説明しがちです。

しかしそれは、学校の先生がすることです。

受験指導者がすることではありません。

こういう「大胆さ」が、受験指導者には求められているような気がします。

(次回に続きます)

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