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(前回の続きです)
実のところ、公立高校の受験に関しては、今も学区のある県があります。
愛知、兵庫、福岡県などがそうです。
東京・大阪は廃止されています。
隣県ですと、岩手・山形・福島には学区があります。
学区がなくなるというのはどういうことなのか。
これは、学区がないと、優秀な生徒が仙台に集中しがちになるということです。
そして少子化の時代、県内の地方都市にある高校が寂れる一因になります。
これの一例が石巻高校です。
この高校は、旧制中学時代からある名門です。
毎年、東北大合格者も5~6名くらい出ています。
ところが、入試に関しては、定員割れの状態がずっと続いています。
昨年度は、240名の定員に対して、志願者が181名、倍率0.75倍です。
石巻高校クラスの高校が定員割れになってしまうというのは、仙台近辺では考えづらいことです。
他方、私立高校には、こうした「学区制」というものがありません。
ただ、私立高校は仙台近辺に集中しています。
それゆえ、
「公立受験残念でした→仙台の私立高校へ」
という受験生はこれまで多くいました。
学区制ひとつとっても、受験ということを考えると、随分と大きな意味があります。
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