文語調の歌に親しむ 〜 「さんさ時雨」 2014/06/06

いよいよ梅雨の季節になりました。

「雨」にちなんで、今回は我が宮城県の代表的な民謡「さんさ時雨」を取り上げます。

以下、動画にてどうぞ。

→動画が表示されない場合は、こちらから

<歌詞>

1.さんさ時雨か茅野の雨か (ハーヤートヤート)

音もせで来て濡れかかるショーガイナー (ハーメデタイメデタイ)

2.この家座敷はめでたい座敷 (ハーヤートヤート) 

鶴と亀とが舞い遊ぶショーガイナー (ハー­メデタイメデタイ)

3.さんさ降れ降れ五尺の袖を (ハーヤートヤート) 

今宵降らいでいつの世にショーガイナー (ハーメデタイメデタイ)

この歌は、宮城県で結婚式などお祝いの席で歌われる定番中の定番の歌です。

フルで歌うと結構長い歌ですが、この動画では3番までとなっています。

また3番以下の歌詞にもいろいろなバージョンがあるようです。

わたしの経験から申すと、実際に歌われるのはほとんど2番までです。

囃子言葉の(ハーヤートヤート)は、(ハーヤーチョーヤーチョー)となることもあります。

誰かがこれを歌うと、誰かが合いの手に囃子言葉を言うのが、この地域の「お約束」です。

以下、2点文法解説をします。

「音もせで」の「で」および「今宵降らいで」の「いで」は「〜なしで」という意味の接続助詞です。

「で」「いで」の前には、用言の未然形が来ます。

よって、「音もせで」「今宵降らいで」は、それぞれ「音もせずに」「今宵降らずに」の意味になります。

ちなみにわたしの結婚式では、結納のときに「さんさ時雨」、披露宴で「長持唄」がありました。

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