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過日、Twitterで見かけたツイートにこういうものがありました。
随分と反響が大きかったようです。
このツイートに関するわたしの考えは↓のとおりです。
少なくてもわたしは、「読書はコスパが悪くて受験には有害だから本を読むな」という指導をしたことがありません。
そういう指導をしている受験関係者も存じ上げません。
ただ、引用リツイートなどを見ると、実際にそういう指導をしている方はいらっしゃるようです。
ご父兄としては、読書がほんとうに受験に有害なのかどうか、戸惑ってしまいます。
わたしの考えとしては、スポーツにたとえると、次の通りです。
読書=筋トレ・走り込み
受験学習=実戦形式の練習
読書は、受験学習の下支えになります。
スポーツで言えば、筋トレです。
「野球で勝つには筋トレや走り込みは有害だからやめろ」
というコーチがいたとしたら、多くの方は
「この人、頭がおかしいんじゃないのか?」
と思うことでしょう。
また、
「明日の野球の試合に勝つため、実戦形式の練習は辞めにして、今日はずっと筋トレだけをやる」
というコーチがいたとしたら、多くの方は
「この人、頭がおかしいんじゃないのか?」
と思うことでしょう。
受験学習と読書の関係も、そのようなものだと考えていただきたいのです。
(次回に続きます)
(前回の続きです)
筋トレや走り込みは、今日やって明日すぐに結果が出るものではありません。
毎日、毎日、来る日も来る日も、何らかの形で継続しなければならないものです。
ここぞというところで力が発揮できるかどうかは、結局のところ、筋トレや走り込みをどれだけしっかり、真面目に取り組んだかにかかってきます。
スポーツをやっている方にとっては、今さら申し上げるまでもないようなことです。
受験学習での読書というのも、事情はこれと似ています。
公文式の学習もこれに近いものと言っていいでしょう。
読書で鍛えられるのは、「受験の足腰」です。
しかし、「明日のテスト」「2週間後に迫った定期試験」などで結果を出すには、読書をやっていればいいということにはなりません。
読書は即効性のあるものではないからです。
ですから、例えば国語の現代文の成績がよくなるために、読書をするというのは、方向性が違います。
「読書はコスパが悪くて受験には有害だから本を読むな」という指導というのは、そういうことを伝えたかったのではないかと考えています。
たぶん...
そういう指導であれば、わたしも理解はします。
わたし自身はそういう言い方をしませんが。
(次回に続きます)
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