読書は受験に有害??? その1 2025/05/01

過日、Twitterで見かけたツイートにこういうものがありました。

随分と反響が大きかったようです。

このツイートに関するわたしの考えは↓のとおりです。

少なくてもわたしは、「読書はコスパが悪くて受験には有害だから本を読むな」という指導をしたことがありません。

そういう指導をしている受験関係者も存じ上げません。

ただ、引用リツイートなどを見ると、実際にそういう指導をしている方はいらっしゃるようです。

ご父兄としては、読書がほんとうに受験に有害なのかどうか、戸惑ってしまいます。

わたしの考えとしては、スポーツにたとえると、次の通りです。

 

読書=筋トレ・走り込み

受験学習=実戦形式の練習

 

読書は、受験学習の下支えになります。

スポーツで言えば、筋トレです。

「野球で勝つには筋トレや走り込みは有害だからやめろ」

というコーチがいたとしたら、多くの方は

「この人、頭がおかしいんじゃないのか?」

と思うことでしょう。

また、

「明日の野球の試合に勝つため、実戦形式の練習は辞めにして、今日はずっと筋トレだけをやる」

というコーチがいたとしたら、多くの方は

「この人、頭がおかしいんじゃないのか?」

と思うことでしょう。

受験学習と読書の関係も、そのようなものだと考えていただきたいのです。

次回に続きます)

読書は受験に有害??? その2 2025/05/02

前回の続きです)

筋トレや走り込みは、今日やって明日すぐに結果が出るものではありません。

毎日、毎日、来る日も来る日も、何らかの形で継続しなければならないものです。

ここぞというところで力が発揮できるかどうかは、結局のところ、筋トレや走り込みをどれだけしっかり、真面目に取り組んだかにかかってきます。

スポーツをやっている方にとっては、今さら申し上げるまでもないようなことです。

受験学習での読書というのも、事情はこれと似ています。

公文式の学習もこれに近いものと言っていいでしょう。

読書で鍛えられるのは、「受験の足腰」です。

しかし、「明日のテスト」「2週間後に迫った定期試験」などで結果を出すには、読書をやっていればいいということにはなりません。

読書は即効性のあるものではないからです。

ですから、例えば国語の現代文の成績がよくなるために、読書をするというのは、方向性が違います。

「読書はコスパが悪くて受験には有害だから本を読むな」という指導というのは、そういうことを伝えたかったのではないかと考えています。

たぶん...

そういう指導であれば、わたしも理解はします。

わたし自身はそういう言い方をしませんが。

(次回に続きます)

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