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こちらのコラムは、主としてご父兄向けに、受験や学習に関する話を提供しています。
それゆえここで話題にしているのは、ご父兄から見ると、「息子・娘の受験」「息子・娘の学習」です。
そういう前提があって、皆様にお聞きします。
・・・ご父兄の皆様 学生時代の学習状況はいかがでしたでしょう?
このように言われると、ドキッとするかもしれません。
わたしが同じようなことを聞かれたら、きっとドキッとします。
わたしがなぜこんなことを言ったか...
それは、わたしが指導をして、ご父兄に接していると、次のように感じることが多いからです。
・・・高学歴の方、学生時代に受験学習をガッチリなさった経験のある方ほど、受験に関して話が早い
・・・高学歴の方、学生時代に受験学習をガッチリなさった経験のある方ほど、「子供はまず勉学第一」というお考えである
本コラムをお読みの方は、ほとんどが意識の高いご父兄です。
そういう方から見れば、
「受験に関して話が早い」
「子供はまず勉学第一というお考え」
という「ごく当然のこと」を、なぜ菊池はわざわざ書くのか、という風にお感じになったかもしれません。
しかし、実際にご父兄に接していると、例えば「子供ははまず勉学第一」ということが、必ずしも「当然のこと」ではないと感じるのです。
(次回に続きます)
(前回の続きです)
実際にご父兄に接していると、「子供はまず勉学第一」とお考えの方ばかりではない
これはどういうことなのでしょうか。
例えば、以下は、わたしが経験した事例です。
(1)定期試験の1週間前に「家族旅行」と称して、学校の授業・家庭教師の指導を休む
(2)お母様の知人の○○さんが急遽訪ねてくることになって、その関係で家では授業ができないので、指導のキャンセルを当日に申し出てくる
もちろん、「子供の学習」に、どのような価値基準を置くかは、それぞれご家庭によって違います。
ただ、以上挙げた例で指導を休むご家庭というのは、トップ層・上位層の生徒さんのご家庭にはまずありません。
この事例は、公立中学で定期試験5教科150~200点(1科目30点台)の生徒さんのご家庭です。
こちらとしては、生徒さんの成績改善のため、ご家庭に伺って学習指導をしているわけです。
もちろん、ご家庭としてもそれを望んでいるわけです。
しかし、指導の側としては、
「ご家庭でいろんな都合はあるかもしれないが、まずは子息の勉学を最優先する」
としていただかなくては、「成績を上げていく」以前のお話と考えてしまいます。
たぶん、当コラムをお読みのご父兄の多くの方も、わたしと同じようにお考えなのではないでしょうか。
(次回に続きます)
(前回の続きです)
前回紹介した(1)(2)の事例について補足です。
この二つのケースは、(2)が「成績がなかなか改善しない」ということで、中2の半ばでご家庭のほうから「指導終了の申し出」がありました。
(1)のケースは、中2の11月末で、こちらから「指導終了」をご家庭に願い出ました。
こちらから「指導終了」を願い出るというのは、受験業界の常識に照らせば、レアケースです。
ただ
「あのとき、契約を続けていたほうがよかったなあ」
と、感じたことはありません。
ということは、そのときのわたしの判断は、妥当なものだったのでしょう。
なお、(1)そして(2)のご家庭の名誉のために申し上げておくと、どちらのご父兄も、問題のあるような方ではありませんでした。
ただ、必ずしも「子供はまず勉学第一」というお考えのご家庭ではなかったということです。
そうなると、成績を上げていくのは、難しくなります。
このように書くと、
「親と子は別の人格だ」
「親が勉学第一と考えなくても、それと子供の成績は関係ないのでは?」
このようにお感じになる方がいらっしゃるかもしれません。
しかし、わたしの経験によれば、親御さんの意識と子供の成績とは、大いに関連があります。
(次回に続きます)
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