〒981-0933 仙台市青葉区柏木1-2-29-301
電話での受付:15:00~20:00
定休日:日曜日
<歌詞>
1.名も知らぬ 遠き島より 流れ寄る 椰子の実一つ
故郷(ふるさと)の岸を離れて 汝(なれ)はそも波に幾月
2.旧(もと)の木は 生(お)ひや茂れる 枝はなほ 影をや為せる
われもまた渚を枕 孤身(ひとりみ)の 浮寝の旅ぞ
3.実をとりて胸にあつれば 新たなり 流離の憂ひ
海の日の沈むを見れば 激(たぎ)り落つ 異郷の涙
思ひやる八重の汐々 いづれの日にか 故国(くに)に帰らん
この歌は小説家としても名高い島崎藤村の詩集「落梅集」の中の詩に、後年曲がつけられてNHKの「国民歌謡」という番組で紹介された歌です。
わたしは音楽の時間にこれを習い、きれいな詩に感じ入った次第です。
島崎藤村と言えば、この詩以外にも「初恋」「小諸なる古城のほとり」の詩はとても気に入っています。
以下、文法解説です。
「生ひや茂れる」「影をや為せる」の「る」は完了の助動詞「り」の連体形です。
いずれも「や」という助詞があるために係り結びの放送が適用され、終止形で終わらず、連体形で終わっています。
成績upのヒント!
教育コラム「雨か嵐か」
〒981-0933
仙台市青葉区柏木1-6-22佐藤アパートB101
15:00~20:00
日曜日