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5+6×3の答えを求めよ、という問題が出されると、5+6×3=5+18=23となり、掛け算・割り算は足し算・引き算に先んじて計算すべしと教えられます。
理由は説明されません。
「数学の約束」ということになっています。
ここでどうしてそういう約束があるのかを考えると、1つの結論に達します。
もし、上記のような約束がなければ、
2a+4a=6a
という計算ができなくなってしまうのです。
上の計算は、中学1年生で出てくるごく基本的なもので、何の気なしに計算して答えを出していますが、それもこれも「掛け算・割り算を足し算・引き算に優先させる」という約束があればこそできるのです。
なぜなら、
2a+4a=2×a+4×a
なので、
この約束がなければ、
2a+4a=2×a+4×a=(2a+4)×a=2a^2+4a(^は累乗を意味します)
などという答えも可能になってしまいます。
それでは不都合極まりないことです。
この「掛け算・割り算を足し算・引き算に優先させる」にもこうした深いわけがあるのです。
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