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(前回の続きです)
今年の1年生はやり方を変えて、逆にゆっくり進んでいます。
ただゆっくり進む中身も今までと違っています。
教科書はあまり使わず、定番の参考書である、数研出版「チャート式 基礎からの数学Ⅰ+A」(通称、青チャート)や、先生が独自に作成したプリントを使って授業をしています。
扱う問題は大学入試問題です。
授業がこのようになってくると、教科書に書いてある程度のことは、全員の予習が済んでいるという前提のもとに授業が進められ、予備校の授業に近くなります。
また通常、1年生の場合、数学Ⅰと数学Aを同時進行させます。
ところが、この学年の場合は、時間割こそ「数学A」となっていても、内容は「数学Ⅰ」をずっとやっていました。
それから後に数学Aをやるという方法を採っています。
授業の進め方がこのようになってくると、大手予備校のようなところは、なかなか対処が難しくなってきます。
ちなみに「ひのき進学教室」では、二高の数学に特化したクラスを設けています。
中学のころはここに通っている人も結構いるでしょうし、高校入学後もそのまま持ちあがりで、というパターンもできるので、対処が可能ということなのでしょうか。
4月からどういう授業形態になるのか、進度がどうなるのかは不明ですが、二高に今季入学が決まった人、二高を目指そうとしている人は、高校入学後、特に数学の授業レベルが非常に高くなることはよく理解しておいてください。
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教育コラム「雨か嵐か」
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