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宮城県の公立高校入試においては、中学校の評定と、当日の点数の二つの要素で合否を決定することは多くの方がご存知かと思います。
この中学校の評定については、実技教科を2倍して「評定」とするようになっています。
「実技教科だけなぜ2倍?」という点に関して、わたしが先ごろ県教育委員会に質問を出したところ、以下のような回答が返ってきています。
1.主要5教科については、入試当日に学力検査があるので、評定はそのままとする。
2.実技教科は入試科目にないので、それへの代替として評価を2倍する。
しかし、これはたぶん「建前」の話です。
ホンネは入試科目にない実技教科の授業を受ける中学生が、これらを軽視することのないように「内申で縛る」ということだと考えています。
と申しますのも、似たような話が東京の都立入試でもあったからです。
東京は今春の入試から、実技評価の内申を1.3倍→2倍に引き上げました。
この理由として、中学校の先生方から、生徒さんたちが実技教科をないがしろにしていて困るという声が上がっており、それが受け入れられたという経緯があるからです。
宮城県でも事情は似たようなものでしょう。
それから「実技を2倍する」というのは、東北地方ですと、福島、秋田、岩手がその方式を採用しています。
よって、内申制度ということを考えた場合、「実技2倍」はそれほど奇異なものではありません。
(次回に続きます)
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