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今回書こうと考えているのは、2月15日〜18日に書いた「そもそも学歴とはどんな意味を持つのか」というコラムの続編というべきものです。
その際、「学歴は実社会でどういう意味があるのか」ということに対して、わたしの考えを書きました。
今回は、「学歴」も「売り」もない人は、どうすればよいのか、ということを述べることにします。
結論から申し上げますと、「学歴」や「売り」がなくても、何とかなることがほとんどです。
しかし考慮すべきは「何とかなる」の中身です。
総務省統計局の調査によると、15〜24歳の若年層では、平成2(1990)年に比べ、平成26(2014)年は、非正規雇用者の割合が28.1ポイント上昇しています。
これは非正規雇用労働者を巡る規制緩和の流れがあります。
これを見ると、若者が安くそして不安定な身分で使われていることが分かります。
そして恐ろしいことに、この数字で労働者の数を見ると、平成2年が137万人だったのに対し、平成27(2015)年は231万人になっています。
何と94万人増えています。
数字はこちらを参照しました。
こうした流れに対し、学校として十分に対処できているとは言えません。
というより、そもそも学校というところは、実社会とはその性質上、隔絶された環境にあります。
学校の先生方が経済状況を変えられるわけはありません。
できることは、「社会に出たとき、少しでも困らないようにする」ことだけです。
「せっかく高いお金をかけて、学校は卒業したけれど、こんなはずでは.....」
となってからでは遅いということをよく知っておいてほしいのです。
(次回に続きます)
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