〒981-0933 仙台市青葉区柏木1-2-29-301
電話での受付:15:00~20:00
定休日:日曜日
(前回の続きです)
わたしが懸念しているのは、中間層における「英語難民」が大量に発生することです。
英語・数学は積み上げ教科と言われ、一度つまずくと、やり直しが効きづらいとされています。
それでも数学は、数式の計算など「少しはなんとかなる分野」があります。
数学は主要5教科の中で、最も覚えることが少ない教科です。
「少しは何とかなる分野」に絞って演習を行うと、勉強の苦手な生徒さんであっても、何がしかの得点が可能です。
しかし英語にはそういう分野がありません。
分からなくなってしまったら、その時点で前に進めることはありません。
何しろ単語を山のように覚えなくてはなりません。
書いてあることが分からなければ、問題に答えようもありません。
そして得点のためには、英単語を正しく綴ることができなくてはなりません。
実際、成績が芳しくないという中学生の生徒さんの指導で、最も頭痛のタネになっているのは英語です。
今ですら格差の大きい英語を、さらに広げようとしています。
文科省の考え方としては、
「できる人はよりできるようにする。
できない人は早々に放置する」
ということです。
「ゆとり教育」からの決別というのは、こういうところにも表れています。
小4以下の子息をお持ちのご父兄ができることは、「現実を知り、今後の展開に対処する」ことです。
お上がそのように決めた以上、受験関係者であるわたしがやれるのは、早めの対策だけです。
成績upのヒント!
教育コラム「雨か嵐か」
〒981-0933
仙台市青葉区柏木1-6-22佐藤アパートB101
15:00~20:00
日曜日