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(前回の続きです)
では、特に興味関心のある分野があるわけでないという生徒さんはどうすればよいのでしょうか。
こういう人が実は一番多いと思います。
わたしの考えとしては、「人>物なら商業」「物>人なら工業」というものです。
ここでいう「人」とは、主として人を相手にする仕事、つまり販売会社の営業職のような仕事です。
「物」とは、主として物を相手にする仕事、つまり電気工事などの技術職のような仕事です。
ここで商業高校を選択する要素として「事務職」を掲げなかったのには、理由があります。
事務職は近年の技術の進歩で「最も安く使われ、需要が少なくなった仕事」になってしまっているからです。
商業高校は伝統的に会社の経理の仕事を念頭に作られています。
今もその流れは基本的に変わっていません。
それゆえ商業高校から選びうる道は、営業職や接客業のように、主として「人」を相手にする仕事です。
「今までの経過は問わず、一番売った人間が偉い」という世界です。
これは需要があります。
ただ営業職の欠点としては、「特別な資格を必要とせずにできてしまう」ことです。
これはつまり、きちんと成果を出さなければ、アナタでなくてもアナタの代わりはいくらでもいる、と企業側が判断してしまいがちになるということです。
この点、技術職は営業職に比べてハードルが高いです。
「特に勉強がやりたいわけではない、かといって営業のような仕事はちょっと.....」という生徒さんは工業高校を選ぶとよいです。
(次回に続きます)
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