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(前回の続きです)
子供とのやり取りはこんな感じです。
菊池: さて、〇〇(子供の名)、ゲームはそれくらいにして、そろそろ宿題、やったほうがいいなあ。今やるほうがいいか? それとも10分してからやったほうがいいか?
子供: 10分してから!
菊池: そうか。分かった。それまではじゃあ、やってもいいよ。10分たったら、宿題やるようにな。約束できるか?
子供: 約束できる!
菊池: よし、分かった。
こういうふうにすると、子供は意外なほどスッキリと机に向かうようになりました。
そして、約束を守った子供にはこう言いました。
「お! ちゃんと約束守ったな。よし。偉いぞ。しっかりやりなさい」
どうして上記のようにすると、円滑に事が進むのか、子供の立場になって考えてみます。
子供も実は、宿題をきちんとしなくてはならないことは十分に分かっています。
しかし、宿題はおもしろおかしいことではないので、どうしても気乗りしません。
そういうところに、親から「さっさとやれ!」と言われると、ますますやる気がなくなってしまいます。
「今、やろうと思ってたのに〜」というアレです(笑)
そこで、10分とはいえ、親が自分の自由時間を認めてくれたとなれば、
「親は自分の自由を認めてくれたんだな」
と感じ、今度は親の要求に応じようとします。
心理学でいう「好意返報感」です。
そしてきちんと約束を果たした子供には、ダメ押しのような形で、褒め言葉をかけます。
(次回に続きます)
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教育コラム「雨か嵐か」
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