簡単な問題ほど最後まで気を抜かずに その1 2017/05/08

国語の教科書に古典として出てくる「徒然草」109段目には、「木登り名人」の話があります。

ご存じの方も多いでしょう。

内容については、あらまし以下の通りです。

 

〜木登りの名人と呼ばれた男が、人に指図をして、高い木に登らせて梢を切らせた。

高いところに登った人が危なく見えたうちは、名人は何も言わない。

そして、下りるときに軒の高さくらいになって、 木登り名人は「失敗をするな。用心して下りよ。」 と言葉をかけた。

兼好法師はそれを見て、「このくらいになったら、たとえ飛び下りるとしても下りられるだろう。どうしてそのように言うのか。」 と尋ねた。

すると、木登り名人は「枝が危ないうちは、本人が危険を感じているので、こちらから言葉はかけない。失敗は、易しいところになってするものだ」 と答えた。〜

 

これについては、全くその通りだと思います。

また、いつぞや自動車事故のことで、これと似たような話を保険会社の事故担当から聞いたことがあります。

信号がない交差点において、両方に「止まれ」の表示があるような道路は、かえって事故が起きにくいのだそうです。

これは信号がないために、お互いが慎重になって運転をするからなのでしょう。

わたしも他人のことをとやかく言えるほどではありませんが、こと指導となると、やはり生徒さんの状況に思い至らざるを得ません。

特に成績が下れば下るほど、気を抜いてしまったための間違いというのが多くなります。

(次回に続きます)

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