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(前回の続きです)
新中1生が中学入学後に取り組むのは、「正負の数」「文字と式」といった計算問題です。
これらの分野については、かなり数学の苦手な生徒さんでも、何とかやれる分野です。
逆に言うと、彼らが得点源にできる最後の砦です。
それゆえ、中学入学してすぐは、それほど数学の難易度が高いわけではありません。
ところが、そうした状況で、高得点を取るためには、小学校の算数の力がモノを言います。
例えば、こういう問題です。
(1)240mを4秒で走る電車の時速は何kmですか?
(2)40秒=?分ですか?
中学の授業でやるのは、あくまで「正負の数」「文字と式」のように、中学で新たに習うところです。
純然たる計算だけの問題なら、数学の苦手な生徒さんも、いくらかは点が取れます。
というより、他では手も足も出ません。
しかし、高得点を目指すなら、先ほど述べた(1)(2)のような問題がキチンとできておく必要があります。
ちなみに、中学の数学の授業で、(1)(2)は、「小学校でやっていること」という前提で授業が進みます。
ですから、そこができなければ、置き去りにされます。
試験では得点できません。
わたしが、新中1生向けの数学の指導を、
「小学校の算数:中学の先取り=8:2」
くらいの分量にしたのは、こうした事情からです。
基礎があってこその高得点です。
(次回に続きます)
成績upのヒント!
教育コラム「雨か嵐か」
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