指導時間内の問題演習 必要?不要? その1 2025/11/01

過日、Twitterを見ていたら、とあるご同業の方が次のようなツイートをなさっていました。

 

・・・自分は指導時間中に問題演習をすることはない

 

これを見て、わたしは

「いろんな方がいらっしゃるなあ」

「たぶんわたしとは、違う「層」の生徒さんを指導していらっしゃるんだろうなあ」

と感じました。

その方は、主に中学受験の国語を専門に担当なさっているようです。

この件に関して、わたしの考えを記します。

 

・指導時間内では基本的に問題演習を行っている

・問題演習と解説の割合はケースバイケース

・指導時間内の問題演習は「成績を上げる」ためには必要

 

こんな感じです。

一方、ご父兄からご覧になると、「指導時間内に問題演習をする」というのは、もしかしたら、次のようにお感じになるかもしれません。

 

・指導時間内は、きちんと勉強を「教えてほしい」

・問題演習って、自習の時間と同じ?

→だから、指導時間内の問題演習ってムダな時間なんじゃないの?

→「ムダな時間」を使うんだったら、きちんとウチの子供に「教えてほしい」

 

指導料を出していらっしゃるご父兄なら、当然に抱くかもしれない疑問・不安です。

次回に続きます)

指導時間内の問題演習 必要?不要? その2 2025/11/02

前回の続きです)

わたしの場合、指導時間内には原則として、問題演習を行っています。

問題演習の量は、生徒さんによって様々です。

なぜ問題演習を行うのか、理由は次の通りです。

 

・今の段階で生徒さんがどれだけできているか、できていないかを見たい

・自学で問題を解いていたときとは違う環境を与えたい

 

生徒さんが問題を解くのに、自学の時間と、指導の時間とでは、条件が違います。

自学の時間に「問題が解けた!」と言っても、ほんとうに「解けた!」のかは正確には分かりません。

問題を解いた後の自己採点も、上位層を除くと、かなりいい加減に採点しているケースも多いです。

より正確にいうと、

「正解でもないのに、当たったことにしてマルを付けている」

ケースがかなり多いということです。

本来ですと、それではきちんと勉強をしたことにはなりません。

間違っているものをそのまま放置して、試験で点の取れる道理はありません。

指導の時間に、わたしのような受験指導者のそばで問題を解くときには、自学では可能な「ごまかし」はききません。

実際の試験のときほどではないですが、それなりにほどよい緊張感もあります。

そうすれば、生徒さんの実力がどれほどか、より正しく推し量ることができます。

(次回に続きます)

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