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わたしは国語の指導時間に、ほぼ毎回、ボキャブラリーの時間を設けています。
その時間では、問題文の中に出てきている事項に結びつけて、単語・熟語・慣用句などの増強を図ることが目的です。
このボキャブラリーは、年齢を重ねるごとに増えていきます。
日本語を使う期間が長くなり、社会生活を送るようになると、自然とボキャブラリーは増えます。
しかし、生徒さんの場合、生まれてからたかだか10年ちょっとです。
大人に比べると、ボキャブラリーの面で見劣りするのは否めません。
一方、国語の試験では、それなりの水準のことを扱っています。
ということは、使われるボキャブラリーも高度・多種多様になっていくわけです。
ところが、生徒さんを見ていると、こちらが考えている以上に「ボキャブラリーの穴」のあることが分かります。
例えば、先日、中学生の国語の授業のことです。
「自明」という熟語の意味を問いました。
すると、平均に満たない生徒さんは、その意味を理解していませんでした。
彼らは、「自明」を「じめい」と読むことはできます。
しかし、「あまりに明らかなこと」「分かり切っていること」という意味をきちんと知っている中学生は、思ったより少ない感じです。
(次回に続きます)
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