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(前回の続きです)
◎新しい高校の開校は、私立推薦に流れた生徒の呼び戻しを狙っている
広瀬高校は、もともと倍率の高い高校でした。
何しろ、10年ほど前は、倍率1.5倍を超えることが珍しくなかったのです。
しかし、今年の入試では定員割れです。
なぜそうなったのか...
それは、2020年度から始まった「高校無償化」です。
そのため、学習苦手層の生徒さんが、公立高校を受けずに、そのまま私立推薦入試に押し寄せることになったのです。
私立推薦入試は、一部の高校を除いて、ほぼ合格します。
しかも、1月半ばには合格が決まります。
基本的に国語・数学...といったお勉強のテストはありません。
この影響をもろに受けたのが広瀬高校です。
そうした流れを受け、県教委としては、「新しい高校」を通じて、私立に流れた受験生の呼び戻しを図っているように、わたしには映ります。
1・2校時には登校義務しなくてもいい場合があるというのは、それなりに選ぶ人が出てくるかもしれません。
となると、この層の受け皿となってきた私立高校にとっては、今回の県教委の決定を「民業圧迫」ととらえる可能性が出てきます。
いずれにしても、「新しい高校」の出現により、私立推薦が加速していく要素にはなりにくいと考えます。
さて、「新しい高校」は、どうなるのか...
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教育コラム「雨か嵐か」
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