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(前回の続きです)
前回のコラムに書いた「グラフの問題」について、さらにもう少し筆を進めます。
前回の問題は、社会科で出題されるものでありながら、社会科の知識は必要のないものです。
実質的に、小学校算数の計算問題です。
で、正解とならなかった生徒さんの話を聞くと、
・・・何となく、こうなんじゃないかと思って
計算をやってみたのか聞くと、
「やっていない」
のだそう。
このレベルの生徒さんが、計算を実際にやって、正解になるかどうかは置くとして、計算をやろうという意識のないのが、大きな問題です。
要は、
「何となくパっと見て、面倒そうだったので、勘で答えを書いてみた」
というのが、正直なところのようです。
確かにこのような問題は、
「江戸幕府の初代将軍は誰か 次のア~エのうちから記号で選びなさい」
というものに比べれば、頭を使わなくてはなりません。
さらに、「アはイの2分の1を上回る」という表現は、彼らの日常生活で、それほど頻繁に耳にする言い回しでもありません。
そういう条件が重なっての「正解率の悪さ」です。
「グラフの問題は、書いてあるものをきちんと読めば、見た感じほど難しくない」
こういう事実を、「受験常識」にしてもらえるよう、わたしとしても、頑張っていこうと思います。
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