社会のグラフ問題 ~なぜできない?~ その3 2023/10/10

前回の続きです)

前回のコラムに書いた「グラフの問題」について、さらにもう少し筆を進めます。

前回の問題は、社会科で出題されるものでありながら、社会科の知識は必要のないものです。

実質的に、小学校算数の計算問題です。

で、正解とならなかった生徒さんの話を聞くと、

・・・何となく、こうなんじゃないかと思って

計算をやってみたのか聞くと、

「やっていない」

のだそう。

このレベルの生徒さんが、計算を実際にやって、正解になるかどうかは置くとして、計算をやろうという意識のないのが、大きな問題です。

要は、

「何となくパっと見て、面倒そうだったので、勘で答えを書いてみた」

というのが、正直なところのようです。

確かにこのような問題は、

「江戸幕府の初代将軍は誰か 次のア~エのうちから記号で選びなさい」

というものに比べれば、頭を使わなくてはなりません。

さらに、「アはイの2分の1を上回る」という表現は、彼らの日常生活で、それほど頻繁に耳にする言い回しでもありません。

そういう条件が重なっての「正解率の悪さ」です。

「グラフの問題は、書いてあるものをきちんと読めば、見た感じほど難しくない」

こういう事実を、「受験常識」にしてもらえるよう、わたしとしても、頑張っていこうと思います。

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