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(前回の続きです)
わたしが見るに、中学生の段階で、「文法がきちんとできている」と感じるのは、多く見積もって、全体の4分の1くらいです。
残り4分の3の生徒さんは、どこかに「文法の穴」があります。
そして、その「文法の穴」は、生徒さんによって、大小があります。
この「文法の穴」については、訓練によって随分と改善します。
「平均点ぎりぎり」くらいの生徒さんなら、繰り返すことで、「穴」は埋まっていきます。
そのとき、特に必要なのが、
「品詞に対する知識」
です。
「品詞」というのは、「名詞、動詞、形容詞...」といったアレです。
英文の中で、どの単語がどの「品詞」になるかが決まります。
「英語が苦手」という生徒さんは、まずもって、「品詞」に対する意識が極めて薄いです。
わたしの場合、「文法指導」は、「品詞をしっかり教え、繰り返し演習すること」から始まります。
特に、「繰り返し演習すること」が、非常に大切です。
これを行うことで、彼らの書く英文は、よくなっていきます。
「よくなっていく」ということは、「試験の点も上がっていく」ということです。
こういう結果を目の当たりにすると、
「文法」「文法」としつこく言った甲斐があった...
こう思うのです。
成績upのヒント!
教育コラム「雨か嵐か」
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