「正解」=「分かってる」とは限らない その3 2024/03/26

前回の続きです)

前回のコラムで紹介した、選択式問題について、さらに深く述べます。

この選択式問題のうち、<思考力が必要なもの>というタイプに関して、なぜその答えになったのか、なぜそれが正解になったのかを生徒さんに尋ねることがあります。

すると、「間違ったプロセスで正解になった」という場合が、意外と多いのです。

平均より下という生徒さんはなおのこと、です。

そうした中で、

・何となく勘で選んだ...

というものだと、まだいいのです。

「こうなって、ああなって、だからこうなりました」

という説明が、まるっきり正解からズレているということも、よくあります。

ここで、生徒さんの説明の仕方が上手か、口下手かは問題となりません。

説明の仕方が上手でなくても、

「この生徒さん、きちんと分かってるな」

ということは、分かります。

逆に、いくら立て板に水のごとくスラスラと説明できても、最初から最後まで的を外したまんま、ということもあります。

「正解=当たり」にたどり着くプロセスが間違っていても、本人が「正しい」「分かってる」と思っていると、いろいろと厄介なことが多いです。

それゆえ、指導するほうとしては、「正解」=「分かってる」とは限らないことをしっかり認識しておきたいと考えています。

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