「考える授業」の欠点 その2 2025/02/02

前回の続きです)

物事を考えるには、それを下支えする知識や語彙力・文章読解能力が必要になってきます。

そういうものが「学年相応」にあると思われるのは、前回述べた「偏差値55以上」の生徒さんです。

真ん中あたり、成績にして偏差値50辺りが「学年相応」の知識力等があるかと思うと、意外とそうでもありません。

例えば「中1生だったら、このくらい知ってるし、分かるよね」というのは、真ん中あたりの生徒さんには当てはまりません。

これはわたしが彼ら生徒さんに接してみての感想です。

わたしと同じように、彼らを指導してみると、このことは実感できます。

わたしの見る限り、「真ん中あたり」の水準は、そこまで高くありません。

「考える力」を下支えする知識や語彙力・文章読解能力が十分でない生徒さんに、

「さあ、自由に考えてごらんなさい」

といったところで、考えられるものでもありません。

確かに、そういう生徒さんにも考えることはあっていいでしょう。

しかし、「考える」以前に、知識・語彙力などを増やすことのほうが先です。

学校の授業のように時間が区切られている場合は、限られたものを最大限有効に使わなくてはなりません。

前回のコラムで述べた「『考える授業』のやりすぎはマズい」というのはそういう意味です。

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