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(前回の続きです)
公立中学の定期試験で、最大の「過去問対策」といえば、副教材ワークの学習です。
これは、「予想問題集」も兼ねています。
定期試験の過去問をやるより、副教材ワークの演習をやるほうが、よほど対策としては優れています。
何しろ、副教材ワークは、学校の先生ご自身が、生徒に与えているものです。
となれば、定期試験の過去問を演習するより、副教材ワークを優先したほうがいいと考えるのは、いたって常識的です。
トップ層ともなれば、副教材ワークはできるのが当たり前です。
ましてや、定期試験の過去問を喜んでいるようでは、トップ層は務まりません。
9割を超えて、限りなく満点に近づくためには、副教材ワークよりもレベル的に上回るものを、ガッチリと演習しておく必要があります。
これは、定期試験向けの学習というより、模試・実力試験・入試に向けた学習です。
そして、わたしが定期試験の問題を作成する立場なら、去年と同時期に出された問題は、できるだけ避けようとします。
学校には、昨年同時期の過去問が保管されているはずです。
それを見ながら、なるべく前年と重ならないようにします。
そうなると、定期試験の過去問をやったとしても、どのくらい意味のあることなのかと思えてきます。
成績upのヒント!
教育コラム「雨か嵐か」
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