宮城県公立高校入試の内申評定 ~計算方法を東北の他県と比べてみる~ その5 2024/12/16

前回の続きです)

山形の場合、算定の対象になるのは中3のみです。

中1・中2のときの成績に縛られることがありません。

そうした意味で、段々と成績を上げてきたという生徒さんは、この制度で救われている部分が大きいです。

ただ、中学校の先生方としては、

「中1・中2に、ある程度はシバリがないと、生徒がたるむ」

ということもお感じになるでしょう。

そういうことがないため、学年が進むにつれ、評定の重要度を上げていっているというのが岩手方式です。

この岩手方式は、山形方式と宮城方式の中間をとったものです。

わたしが考えるに、生徒さんの志気向上や中学の先生の立場を考えると、岩手方式が最も有効なのではないかと考えています。

一方、「実技教科の評定の数字が2倍になる」というのは、公平には見えづらいです。

しかし、生徒さん・ご父兄は「実技2倍」というのをよく心得ています。

この「実技2倍」があるおかげで、実技教科を多くの生徒がしおらしく(?)受けているんだろうというのは、彼らを見ていて感じます。

いずれにしても、高校入試の学習は、学校の授業をしっかり受けるという基本のもとにあるべきなんだろうと思います。

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