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(前回の続きです)
前回のコラムで、
「評定が中1~3年まで同じ計算方式だと苦情の元になりうる」
と述べました。
この「苦情」とは、例えばこういうケースです。
・・・中1のころはあまり勉強しなかったが、中2・中3と学年が進むにつれて、少しずつ成績を上げてきた。
中3の後半あたりで、模試では志望する高校に合格できるくらいの点を出せるようになった。
ところが、中1の頃の評定の数字が若干低くて、「自分の過去の数字」が足かせになっている。
だから、志望校合格のためには、ほかの受験生より点を多くとらないと、合格点を取れないのではないか。
こうした「苦情」は、ナンバースクール辺りを目指す男子生徒、その生徒さんのご父兄から寄せられることがあります。
この論理としては、本来、入試は中3の入試日における実力を測るべきなのに、中1の頃の成績が入試に影響してくるのは、おかしいというものです。
この点については、なるほどと思えるところがあります。
そのため以下のように方式を決めている県があります。
・山形
中3時の5段階評定の数字のみで判断
・岩手
主要5教科の中1の評定を2倍、中2の評定を4倍、中3の評定を6倍にする。
実技教科は、さらに1.5倍にする。
(次回に続きます)
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教育コラム「雨か嵐か」
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