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(前回の続きです)
世の中にある制度で、「完璧」なものはありません。
そしてその制度の下では、必ず得をする人たち・損をする人たちができます。
受験制度もその宿命から逃れられません。
さらに受験制度は、次の2点が求められます。
・できる限り分かりやすくシンプルであること
・現場の負担が軽いこと
そうした意味で、「内申点+ペーパーテスト」3月実施で一発試験というのは、シンプルで分かりやすいのです。
一時期、「内申点+ペーパーテスト」2・3月の2回実施という制度になっていたことがあります。
これは、現場の負担が非常に重く、苦情の多かった制度でした。
試験を2回実施したのは、一発入試で力の出せない受験生に対する配慮です。
そのため、複数回の受験機会をお上は与えました。
これはお上なりの「優しさ」の発露です。
しかし、「優しさ」は現場の過重負担を引き起こしました。
そうなると、「昔のほうがよかった」ということになります。
公立高校の入試制度が、50年近くもさまよい続けて、昔の制度に近い形になったのも、
「そりゃあ、そうだよな」
という感想しかありません。
今後、入試制度が改まるにしても、「シンプル」「現場の軽負担」という側面は忘れずに「改革」してほしいものだと思わずにはいられません。
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