公立高校入試システムはこう変わってきました その3 2025/08/19

前回の続きです)

世の中にある制度で、「完璧」なものはありません。

そしてその制度の下では、必ず得をする人たち・損をする人たちができます。

受験制度もその宿命から逃れられません。

さらに受験制度は、次の2点が求められます。

 

・できる限り分かりやすくシンプルであること

・現場の負担が軽いこと

 

そうした意味で、「内申点+ペーパーテスト」3月実施で一発試験というのは、シンプルで分かりやすいのです。

一時期、「内申点+ペーパーテスト」2・3月の2回実施という制度になっていたことがあります。

これは、現場の負担が非常に重く、苦情の多かった制度でした。

試験を2回実施したのは、一発入試で力の出せない受験生に対する配慮です。

そのため、複数回の受験機会をお上は与えました。

これはお上なりの「優しさ」の発露です。

しかし、「優しさ」は現場の過重負担を引き起こしました。

そうなると、「昔のほうがよかった」ということになります。

公立高校の入試制度が、50年近くもさまよい続けて、昔の制度に近い形になったのも、

「そりゃあ、そうだよな」

という感想しかありません。

今後、入試制度が改まるにしても、「シンプル」「現場の軽負担」という側面は忘れずに「改革」してほしいものだと思わずにはいられません。

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