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(前回の続きです)
前回紹介したコラムでは、中学入試における「季節が問われる問題」について述べました。
多くのご父兄にとって、月見・アサガオの花・田植えの季節はいつか、難しく感じることはないはずです。
ところが、今の生徒さんにとって、季節の風物詩を感じるというのは、段々と難しくなっているように思います。
例えば、月見などと言うと、
「何ですか? それ」
「月っていつも出ているのに、月を見て何をするんですか?」
という答えが返ってきたりします。
そこで、わたしが、
「ウサギ、ウサギ、何見て跳ねる?
十五夜お月さん 見て跳ねる」
という歌を歌っても、
「聞いたことありません」
で、これ以上、会話が成り立ちません。
だいたい、中学受験をしようというような小学生は、オタマジャクシやカエルを目にしないようなところで育っているケースがほとんどです。
そう考えると、上記のような反応も理解できなくはありません。
ですから、季節を問う問題は、そういう彼らにとって、紙の上での暗記物でしかなくなります。
試験はパスできれば事足ります。
とはいえ、季節を実感できなくなっているのも、寂しい話ではあります。
こういう一般常識は、毎日の家庭生活で、身につけていくのが、最も近道である気がします。
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教育コラム「雨か嵐か」
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