宮城県教育委員会からの回答 〜公立高校内申制度に関して〜 2016/07/19 

6月27日付弊コラム「宮城県教育委員会へ質問状を提出しました 〜教育委員会は公立高校入試をどう考えているか〜」に対する回答が宮城県教育委員会より届きました。

その際、お知らせしました通り、回答の全文を掲載いたします。

 

(回答より引用開始)

菊池 澄夫 様

 

回答が遅くなりまして,申し訳ありません。

ご質問のあった4つのことについて,回答させていただきます。

 

(1)「3年間を均等に評定する」という現制度の短所について、貴委員会はどのような認識をお持ちなのでしょうか?

そしてそれを改善するために、具体的な策を検討している動きはございますか?

 

→本県の入試は,3年間の中学校生活の成果をできるだけ丁寧に見るという趣旨で,1年生から3年生までの成績を選抜の資料として扱っております。

 

(2)実技教科が2倍に換算されるという根拠をお知らせいただけませんでしょうか? 

 

→調査書点の算出方法は,学力検査を行う教科については評定をそのまま合計し,学力検査を行わない教科については評定を2倍にして合計し,選抜に用いるものです。

つまり,前期選抜では学力検査を行う国語,数学,英語以外の6教科の評定を2倍に,後期選抜では学力検査を行う国語、社会、数学、理科、英語以外の4教科の評定を2倍にしております。

 

(3)学力の学校間格差から生じる内申点の不平等さについて、貴委員会はどのような認識をお持ちなのでしょうか?

またそれを是正するために具体的な方策を取っておいででしょうか?

 

→評定は,各中学校が,生徒一人ひとりの学習状況を学習指導要領が示す目標に照らして評価する,絶対評価によるものですから,公平であると考えております。

(4)今後、入試制度を近年中に見直す動きはありますか?

あるとしたら、具体的にどのような点でしょうか?

→入試制度については,入学者選抜審議会において,今後も検討を重ねてまいります。

以上となります。

お待たせいたして,申し訳ありませんでした。

 

宮城県教育庁 高校教育課教育指導班主任主査(指導主事)

上遠野裕子

TEL:022-211-3624

FAX:022-211-3696

E-mail:ko-koku@pref.miyagi.jp

 

(以上、引用終わり)

 

この回答をどう読むか、機会を改めて、わたしの考えを述べることにいたします。

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