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(前回の続きです)
ここで「かばねやみ」の生徒さんをつぶさに見ていると、「かばねやみ」にも二つのタイプがあることが分かります。
一つ目のタイプは、「とにかく勉強にかかわることが煩わしい。面倒だ。点数なんかはどうでもいい」と考えている生徒さんです。
こういう生徒さんにとっては、成績が上がることより、勉強という苦役から一刻でも解放されることが優先します。
「きちんと計算をしよう」などという発想は持ち合わせていませんから、当然の結果として「かばねやみ」になります。
こういう生徒さんは、いわば「生粋の『かばねやみ』」です。
この場合は「処置なし」です。
こういう生徒さんのことはこれ以上取り上げません。
もうひとつのタイプは、いわば「善意の『かばねやみ』」です。
こういう生徒さんは、一生懸命です。
そして時間内にすべての問題に手を付けようとするあまり、気ばかりが焦ります。
ついつい暗算をしてしまって、結果として計算間違いをしてしまうというパターンです。
このタイプの生徒さんは、普段の指導の際にも、試験のときと同じように速く解こうとします。
「間違えるくらいなら、暗算をするな」と指導しても、習い性となってしまっていて、なかなか改まるのは困難です。
本人も「何とかしなくちゃ」とは感じているのですが、わたしから見ていると、まだまだ点に対するこだわりが希薄です。
繰り返しますが、暗算をせずに、書いて計算するだけで、計算ミスは確実に減ります。
暗算することで、失う時間は3秒、ミスして点を失うのは、3点、5点、それ以上です。
はてさて、どちらが得なのでしょうか?????
成績upのヒント!
教育コラム「雨か嵐か」
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