「かばねやみ」からの脱却 〜数学の計算ミスを減らすために〜 その3 2017/06/13

前回の続きです)

ここで「かばねやみ」の生徒さんをつぶさに見ていると、「かばねやみ」にも二つのタイプがあることが分かります。

一つ目のタイプは、「とにかく勉強にかかわることが煩わしい。面倒だ。点数なんかはどうでもいい」と考えている生徒さんです。

こういう生徒さんにとっては、成績が上がることより、勉強という苦役から一刻でも解放されることが優先します。

「きちんと計算をしよう」などという発想は持ち合わせていませんから、当然の結果として「かばねやみ」になります。

こういう生徒さんは、いわば「生粋の『かばねやみ』」です。

この場合は「処置なし」です。

こういう生徒さんのことはこれ以上取り上げません。

もうひとつのタイプは、いわば「善意の『かばねやみ』」です。

こういう生徒さんは、一生懸命です。

そして時間内にすべての問題に手を付けようとするあまり、気ばかりが焦ります。

ついつい暗算をしてしまって、結果として計算間違いをしてしまうというパターンです。

このタイプの生徒さんは、普段の指導の際にも、試験のときと同じように速く解こうとします。

「間違えるくらいなら、暗算をするな」と指導しても、習い性となってしまっていて、なかなか改まるのは困難です。

本人も「何とかしなくちゃ」とは感じているのですが、わたしから見ていると、まだまだ点に対するこだわりが希薄です。

繰り返しますが、暗算をせずに、書いて計算するだけで、計算ミスは確実に減ります。

暗算することで、失う時間は3秒、ミスして点を失うのは、3点、5点、それ以上です。

はてさて、どちらが得なのでしょうか?????

 

 

 

▲このページのトップに戻る