小中学生で平均点の取れない生徒さんのプラス10点のために 〜用語を訓読みで考える〜 その3 2017/06/19

前回の続きです)

しかし、国語力の不足している生徒さんは、字が表すことと、正確な意味との関連付けができません。

先に述べた「露点」という言葉については、一生懸命に長い説明を聞いても、その説明に「よく分からない意味の言葉」があったりします。

ゆえに理解できるのには時間を要します。

わたしのような者からすれば、字から何となく意味を連想することは、それほど困難には感じませんが、彼らにはかなりの負担になっています。

ですから、彼らを指導する際には、重要な用語を訓読みでとらえ、そして彼らの口からその意味をきちんと説明させるようにしています。

日本語にはおびただしい学術用語があり、その多くは漢語からできています。

幸いなことに、漢字には訓読みがあります。

訓読みで考えることで、わずかなりとも理解が容易になり、得点アップにつながります。

学術用語に関していうと、日本語の場合は訓読みがありますが、英語にはそのようなものがありません。

例えば、「水素」は、字を見れば「水の素(もと)」と読めます。

そこに「水素(すいそ)」と「水(みず)」の関連性が見て取れます。

ところが、英語で「水素」をあらわす単語であるhydrogen(ハイドロジェン)には、water(ウォーター)という字が含まれていません。

そうなると、英語では、パッと見た限り「水素」と「水」とが、全く結びつきません。

平均点の取れない生徒さんは、新しい言葉が出てきたら、「訓読みで考える」ことを徹底するようにしてください。

負担は間違いなく軽くなり、理解度は上がります。

 

 

 

▲このページのトップに戻る