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(前回の続きです)
前回述べたようなことがあり、平均点の取れない生徒さんは「よく分からない意味の言葉」に対して、あまり頓着しません。
何しろ、「よく分からない意味の言葉」が山ほどあるのです。
いちいち気にしていたら、彼らも身が持たないでしょう。
逆に成績優秀な生徒さんは、「よく分からない意味の言葉」を黙って見過ごすことはしません。
何とかして分かろう、調べようとします。
それは彼らにとって、「全部きちんと分かっていること」が常態だからです。
国語力の不足ということは、文章の意味が正確に読み取れないということや、語彙が少ないというのも含まれます。
語彙が少ないということは、文章に書いてある言葉の意味が理解できないということです。
設問の意味することが分からないとしたら、その生徒さんから正確な解答が出るはずはありません。
「よく分からない意味の言葉」というのは、学年が進むにつれて増えていきます。
それは日常生活において、学校以外で目にすることのない用語の群れです。
平均以上の生徒さんなら、例えば「露点」「連立方程式」という言葉に初めて触れるとき、字から「だいたいこんな意味だろうな」という連想をします。
「露点」というからには、「露(つゆ)に関係する点を言うんだな」.....
「連立方程式」というからには、「式が連なって立つ、並んでいるものなんだな」.....
という具合です。
そしてさらに学習を進めていって、「ああなるほど、正確にはこういう意味か.....」と納得していきます。
(次回に続きます)
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