二華高低倍率時代の悲劇 〜安易な低倍率高狙いに潜むリスク〜 その3 2017/07/03

前回の続きです)

二華といえば、高等女学校時代から連綿として続く名門校です。

最近では、併設している中学校から県内でもトップクラスの人たちが入学してきます。

中学から内部進学した人と、高校から入った人とでは、高校2年のときから同じクラスになります。

学校としても、当然のことながら、進学実績を維持・発展させなくてはならないはずです。

よって学校側がいくら成績不振者に配慮しようとしても、おのずと限界があります。

それゆえ、わたしは「安易な二華推し」をしないようにしてきました。

定員割れでも、何でも、ナンバースクールの一角である二華高に合格できれば、それは生徒さんにとっても、ご父兄にとってもうれしいでしょう。

しかしその「うれしさ」は、せいぜい4月の第2週目くらいまでです。

あとは厳しい現実が待っています。

わたしは受験関係者として、二華高のような名門校に合格者を出せれば、それは勲章になります。

そして、合格した際のご父兄や生徒さんの喜ぶ顔も見たいというのも偽らざる気持ちです。

しかし、受験関係者の仕事は「合格まで」です。

その後の責任は取ってくれません。

「二華高! 二華高!」と、鐘と太鼓で囃し立て、二華の低倍率に付け込むようなやり方は、わたしの性に合いません。

来年の二華高については、全く動向が読めません。

「二華高は名門です。安易に考えてはなりません」

わたしが言えるのはこれだけです。

 

 

 

▲このページのトップに戻る