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しばらく前、二華中を目指す生徒さんの国語の指導をしていると、そこにあるテキストに「親の〇〇をかじる」という慣用句の〇〇に当てはまる言葉を、いくつかの選択肢の中から選ばせる問題がありました。
答えは「スネをかじる」です。
ご父兄の皆様には釈迦に説法になりますが、この慣用句の意味するところは、「子供が親の収入に頼って、自立すべき年齢になっても自立しない」ことを指します。
小学生にこの慣用句を学ばせるのは、なかなか暗示的ではあります(笑)
この慣用句の意味を生徒さんに教えていて、思い出したことがありました。
それはわたしが家庭教師派遣会社で仕事をしていたときに担当した生徒さんのことです。
以下、その生徒さんをA君と記します。
A君は、成績が真ん中からちょい下くらいで、学習に熱心な生徒さんではありませんでした。
ここまではよくあることなのですが、A君は学習熱心でない他の生徒さんと比べると、決定的に違っている点がありました。
学習に熱心でない生徒さんの場合、自分でもそれをよく分かっています。
そして自分が勉強をやっていないことに対し、ある種の後ろめたさを持っているものです。
「何とかやらなくちゃいけないことは分かってるんだけどな〜 このまま何もしないと、将来困るのも分かってるんだけどな〜 でも億劫だ」という感じです。
しかしA君の場合は違いました。
そうした後ろめたさのようなものを全く持っていないのです。
(次回に続きます)
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