中学生に国語を教えていて感じたこと 〜なぜ国語で点が取れないのか?〜 その1 2017/08/11

夏休みに入って、通常指導のほかに追加の指導も行っています。

その際、これまでは英語・数学というのが「定番」でしたが、国語の指導をしている中学生の生徒さんが数名います。

国語の指導は、彼らからのリクエストです。

生徒さんから国語の指導依頼があるというのは、ちょっと意外な感じがしました。

リクエストをした生徒さんいわく「英語や数学、理科・社会はなぜその答えが違っているのかは分かる。しかし国語はよく分からない」。

これは正直な感想だと思います。

そこで今回、国語を教えてみて、なぜ彼らが国語の試験で点が取れないのか、感じたことを2点書きたいと思います。

まず、第1点目が生徒さんの語彙についてです。

「当初に予想していたより、随分と語彙が少ないなあ」というのが正直な感想です。

語彙の量と成績は非常に密接な関係にあります。

学習が苦手な人ほど語彙は少ないです。

ただ、平均くらいの生徒さんでも、意外なほど語彙が少ないものだなあと感じました。

例えば、中学2・3年生の平均くらいの生徒さんですと、

体裁(ていさい)、雑木林(ぞうきばやし)、手綱(たづな)、風情(ふぜい).....

というような言葉は、読めませんし、意味も正確には理解していません。

「故人」という言葉は、「読めるが、正確な意味を理解していない」という感じです。

こういう言葉が問題文として出てきたとき、何となく前後関係から類推がきくかもしれません。

そして読み飛ばしてしまっても大勢に影響はないかもしれません。

しかし、語彙数が豊富な人とそうでない人とで、文章の理解度は全然違ってきます。

次回に続きます)

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