高校生への数学指導の盲点 〜なぜ彼らは「分からない」のか〜 その3 2017/08/30

前回の続きです)

高校生が言う「数学が分からない」というのは、中学までの基礎力がしっかりしていない、ということが最大の原因です。

加えて、その「分からない」の意味するところは、

「サイン、コサイン、タンジェントがこうなっているのはいいが、それに従ってやると、いつの間にか問題が解けていて、で、だからそれが何なの?」

という場合が相当あります。

もちろん、「サイン、コサイン、タンジェントはなぜそういう決め方をしたのか」ということが分かったところで、そのことが直接に試験における好成績に結びつくわけではありません。

知らなくても高得点は取れるでしょう。

とは申せ、彼らが「サイン、コサイン、タンジェントはなぜそういう決め方をしたのか」というようなことを知ることは、広く学問を行うという点において、大いに意味のあることです。

事実、彼らにそういう知識を与えると、目の輝きが違います。

「なるほどそういうことだったのか」

「初めて聞きました」

という反応を聞くのは、教える側として非常に心地よいものです。

わたしの目的は、あくまで「試験の点数を上げること」であって、「分かった」というだけでは、その目標を達することができません。

しかし、理解することなしに、試験で結果は出せません。

わたしとしては、数学への「はじめの一歩」をできる限り容易にしていけるよう、今後とも努めていきたいと考えています。

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